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東海道新幹線で景色を楽しむならA席?E席? それぞれ派の言い分

11/5(日) 13:00配信

マネーポストWEB

 日本を代表する列車・新幹線。中でも、首都・東京と名古屋・大阪の日本三大都市を結ぶ東海道新幹線は、まさに日本の大動脈だが、せっかく代表列車に乗ったのなら、景色も堪能したいもの。東京から大阪方面に向かう場合、右(2人がけ窓側E席)に座るのと左(3人がけ窓側A席)に座るのはどちらが“正解”なのか?

 関西から東京に単身赴任しており、週1ペースで東京と大阪を往復している50代の男性は、圧倒的に“右派”だという。男性は語る。

「東海道新幹線の車窓の最大の見どころは、もちろん富士山でしょう。私はしょっちゅう乗っているので、寝てしまうことも多いのですが、天気の良い日は『富士山を見てから寝よう』と思います。特に綺麗に見えるのは、空気が澄んだ冬場です。あと、大きな問題は、左側に乗ると眩しくてあまり景色を楽しめないことです。特に午後に乗ると、正面から日差しを浴びるような形になるので、カーテンを閉じてしまいます」

 確かに世界遺産の富士山が車窓の目玉であることは、異論はないだろう。しかし、日本全国を旅してきたフリーライターの金子則男氏は“左派”だという。金子氏がいう。

「私が必ず左側に座るのは、眺望が広く、海が見えるからです。右側は富士山という最大の目玉がありますが、基本的に右側は山なので、見晴らしはあまりよくありません。その点、左側は平野なので見晴らしが良く、遠くまで見渡すことができます。ちなみ1か所だけ、静岡駅を過ぎたあたりで、左側からでも富士山が見える場所があります。

 東京から大阪間だと、海が見えるのは小田原~熱海間や、浜名湖付近など、数か所あります。また、東海道新幹線は『川』も見どころだと思います。富士川、大井川、天竜川、長良川、木曽川、揖斐川など、いくつもの一級河川を通過しますが、鉄橋を通過する際、左側の方が眺望が利きます。

 また、右側に座らないのは“すれ違い”がうるさいこともあります。東京から大阪まで乗ると、数十回は対向列車とすれ違いますが、すれ違う時の衝撃音が結構大きいので、それも左に座る大きな理由です」

 ちなみに、全く別の観点から右側を推す意見もある。それは城だ。東海道新幹線からはいくつも城が見えるが、左側から見えるのは小田原城だけなのに対し、右側からは掛川城、清州城、彦根城などが見える(新大阪を越えてからも、姫路城や福山城などが見える)。何度も乗るチャンスがある人ならともかく、海外からやってきた外国人観光客などに勧めるのであれば、「富士山+城」の右側という選択肢もあるかもしれない。

最終更新:11/6(月) 17:55
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