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飲み会で酔っぱらった先輩の質問「どうして子ども作らないの」に困った…どう切り抜ける?

2017/11/9(木) 6:10配信

オトナンサー

「相手に配慮すべき繊細な話題」に関する投稿がSNS上で話題になっています。投稿者によると、飲みの席で酔った先輩から「子ども作らないの」と何度も聞かれ、「たとえば、もし夫婦の体の事情等で作れないという理由だった場合、それをこの場で言わなければならないのだろうか」「この状況で説明しても堂々巡りになる」と思ったそうで「飲み会でこういう話題は深く突っ込んでほしくない」「繊細さも要求されるので配慮してほしい」と訴えかけています。

 こうした酒席におけるコミュニケーションはどうあるべきなのでしょうか。企業や大学などで人財育成教育やマナーコンサルティングを行い、上司と部下のコミュニケーションやリーダー育成、新人教育、営業接客マナー、接遇などのマナー本が国内外で70冊以上(累計100万部超)のマナーコンサルタント・西出ひろ子さんに聞きました。

「話題や空気を意図的に変える」

Q.飲み会で、酔った相手から悪意なく繊細な話題を振られた時はどのように対応すべきでしょうか。

西出さん「酔った相手から悪気なく、あまり好ましくない話題を振られた時は、その話題と無関係の質問をこちらから逆にするなど、話題や空気を意図的に変えるのがよいと思います。また『申し訳ありません。ちょっとお化粧室に』などと言ってその場から一度離れるとよいでしょう。戻った時は、全く違う話題にすればよいわけです。さらに、大人数の場合には席を移動するなどして、自然な形でその場を離れるのも一案です。ただ、いきなり席を移動すると相手は『嫌われたのかな』と思う可能性がありますので、やはり一度トイレなどに行くと言ってその場を離れ、戻ってきた時に、ほかの席に自然と座るのがよいかと思います。今回の投稿者の方は、大変素晴らしい大人のマナー力で対応なさったと思います。それは、その場で波風を立てなかったからです。できるようでなかなかできることではありませんね」

Q.逆に、誰かに話題を振る時に気を付けるべきことは何でしょうか。

西出さん「たとえ、悪意がないにせよ、デリケートな話題には相手を傷つけるリスクが伴います。投稿者のように、波風を立てないように対応している場合も、本人は少なからず傷ついているわけです。自分は悪意がなく、振っても問題ないと思った話題であっても、相手も同じように受け取るとは必ずしも言い切れないということを念頭に置きましょう。また、話題の内容によってはハラスメントにもつながりかねません。相手のプライベートや、身体に関わることなどは避けるようにして、相手を不快にする可能性のある話題がどのようなものなのか、日頃から意識しておくことも大切です。一方で、飲みの場というのは、普段しないような話をオープンにしやすいなどの利点もあり、繊細な話題を出すことについてはケース・バイ・ケースであることが多々あります。こうした状況は、お互いの信頼関係の度合いによって対応が変わってくるものです。仮に不快な話題が出ても『先輩!そういうことは聞かないでくださいよ~』と明るく笑いながら本音を言える関係であれば、問題にはならないでしょう。相手がどう思うか自信がない場合『気を悪くしたらごめんね。ちょっと聞いてもいいかな?』などのクッション言葉を用いて聞けば、相手は一応、自分の気持ちに配慮した上での質問なのだという点で救われると思います。常に相手を思いやり、その場の状況と関係性を見極めた話題のチョイスができれば、お互いに楽しく気持ち良い会話が生まれるはず。『親しき仲にも礼儀あり』も忘れないことです。これらも全て相手の立場に立ち、相手を思いやるマナーですね」

オトナンサー編集部

最終更新:2017/11/9(木) 9:32
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