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女子ラグビー期待の逸材・宿谷伊吹さんにみるスーパー中学生の育て方

11/10(金) 8:10配信

@DIME

公式戦最多連勝記録を30年ぶりに塗り替えた将棋の藤井聡太四段(14)、世界選手権で史上最年少ベスト8を達成した卓球の張本智和選手(14)など今、中学生が大活躍している。今回は、様々な分野のスーパー中学生を探し出し、本人と親のインタビューから、彼らのすごさの理由、どうしたら優秀な子が育つのかを探ってみたい。好きなことに夢中になる情熱や柔らかな発想は、子育て真っ只中の親にはもちろん、仕事に追われるビジネスパーソンにも実は一番必要なものかも? シンプルで強い子供たちからのメッセージ、染みます。

【写真】女子ラグビー期待の逸材・宿谷伊吹さんにみるスーパー中学生の育て方

取り入れたいことーー
「夢に近づくためのステップを用意する」

◎タスクを書き出し、課題を潰して夢に近づく

『大きな人をタックルで倒せるのか……ストレス発散できそう!』

 そんな無邪気な理由で、小6の少女はラグビー界に飛び込んだ。宿谷伊吹さん。まだ始めて2年ながら将来を有望視される選手だ。元ラガーマンの父・学さんは言う。

「弟はともかく伊吹にラグビーは考えてなかった。それだけに『中学でも続けたい』と聞き、うれしかった。身体能力は高い方なので『やる気次第で伸びるかな』とも」

 やる気と技術を伸ばすため、お父さんが意識することがある。「上るべき階段」を明示することだ。

「『代表の山口真理恵選手がいるRugirl-7に入りその差を体感する』『練習のタスク表を自分で作らせコミットさせる』。代表入りの夢のために上るべき階段を必ず与えました。コツは、だからって『必ずやれ!』と言わないこと。自発性のない努力は息切れします」

 事実、息切れせず、彼女は階段を確実に上る。3クラブを掛け持ち。社会人や男子と走り、跳ぶ。

「練習は大変ですよ。けど楽しい。努力を積み重ねた先に、必ず日本代表があると信じていますから」

 無邪気さより真剣味があった。

夢は高校生で日本代表。今は、やればやるほどおもしろいです。

女子ラグビー期待の逸材
宿谷伊吹(しゅくや いぶき)さん[中学2年生]
2003年埼玉県生まれ。小6からラグビーを始め、7人制女子日本代表も多く輩出する「カ・ラ・ダ ファクトリー Rugirl-7 jr」所属。父・学さんは花園の常連・國學院久我山ラグビー部出身で、今はラグビースクールコーチ。

《男子の中でもこの力走!!》

埼玉南北選抜チームでは男子に交じって試合に出ることも。この体格差……。「タックルで、すっごい飛ばされる時もあります(笑)。ただ格段に強くて速いのでとても勉強になる」

■最近読んだ本/『モモ』ミヒャエル・エンデ作 大島かおり訳
本は小説が好み。「家からグラウンドまで片道2時間近くかかることも。電車内でよく読みます」

■尊敬する人/お父さん
「ラグビーを始めてから……ですね。一緒に自主練習もしてくれるし、いまだに動けるのはすごいな、って」

■習い事/ラグビー、塾、公文
「ラグビーは3クラブに通っていて、塾と公文も続けてる。ラグビーはともかく公文は結構大変ですね(笑)」

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

@DIME編集部

最終更新:11/10(金) 8:10
@DIME

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