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地盤リスク、再開発… 東京「買っていい街、いけない街」

11/12(日) 13:00配信

マネーポストWEB

 人生で“もっとも高い買い物”である住宅の購入では絶対に失敗したくないもの。特にファミリー層にとっては、ほとんどの人が治安がよくないエリアは避けたいと考えるだろう。では、それ以外に注意すべき点はどんなものがあるのか。不動産ビッグデータを駆使した調査・コンサルティングを行うスタイルアクト株式会社代表取締役の沖有人氏は、「地盤が悪いところも避けたほうがよいでしょう」という。

「東日本大震災でわかったように、あれだけ離れた場所で起きた地震にもかかわらず、浦安エリア(千葉県)は液状化した。首都直下型地震が起きたら、湾岸エリアの液状化は必至でしょう。持ち家は、地盤がしっかりしているところで購入するのが基本的な考え方と言えます」(沖氏)

 東京都は東京都土木技術支援・人材育成センターが中心となって、「東京の液状化予測図」なども公表している(別掲)。また、独自の「地震に関する地域危険度測定調査」を公表しており、建物倒壊危険度、火災危険度(火災の発生による延焼の危険性)、総合危険度をまとめた地図なども公表している。

「こういった公表資料には目を通しておきたいところです。やはり安全性の面からは、京浜東北線よりも西側を選んだほうが無難でしょう。地盤が悪くてもアクセスの良さや住みやすさを優先して湾岸エリアなどに住みたいなら、持ち家を買うのではなく、賃貸で住むという選択肢もあるのではないでしょか」(同)

 また、人気が高い地域だからといって、今後の資産価値も高まるかといえば、そうでないケースもある。たとえば近年、地価の高騰から、北千住や錦糸町など比較的割安な東京東部が見直されつつあるが……。

「たしかに錦糸町も人気ですが、駅南側にはJRAの場外馬券場があったり、夜は国際色豊かな飲み屋街になり、さらにはラブホテル街が駅から徒歩数分圏内にあります。近年の錦糸町人気は、駅北側エリアの再開発と半蔵門線の延伸の影響が大きいと思います。日本で資産価値を上げるのは再開発か鉄道しかないんです。

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最終更新:11/12(日) 23:56
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