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絶対女王メドベデワに小さな「異変」。 五輪について頑なに口を閉ざす

11/14(火) 8:00配信

webスポルティーバ

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯、女子はショートプログラム(SP)、フリーでともに1位となったエフゲニア・メドベデワ(ロシア)が大会初優勝を果たし、GP通算7勝目(ファイナルを含む)を挙げた。

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 フリー冒頭の連続ジャンプの1本目で珍しく転倒する失敗をしたが、無表情を装って動じなかった。その後の世界女王はさすがの強さを発揮。プログラム後半でしっかりとリカバリーしてみせ、ミスジャンプを2つにとどめたことで、得点はフリー1位の144.40点を出し、合計224.39点となって他を圧倒した。

 また、SP2位でソチ五輪銅メダルのカロリーナ・コストナー(イタリア)はフリーでは3位だったが、合計212.24点で総合2位となった。この結果、メドベデワは3季連続で、コストナーは6年ぶり5度目となるGPファイナル進出を決めた。総合3位にはシニア初参戦となったロシアの新鋭ポリーナ・ツルスカヤが入った。

 GP第1戦のロシア杯に続き、NHK杯でも若き世界女王・メドベデワがジャンプで転倒した。ロシア杯ではSPで2回転アクセルを転倒、NHK杯ではフリー冒頭の3回転フリップで派手に転んで連続ジャンプにできず、続く3回転ルッツではステップアウトするなど、失敗を重ねる珍しい場面が見られた。

 SP では心配された2回転アクセルをしっかりと成功させたが、本人は「自分に対してもう少し高く跳ぼうよと言っていました」と吐露。演技についても「それほど悪くはなく満足しているが、もっといい演技ができると思っています。ダブルアクセルは改善の余地があるかな」と、反省を口にした。

 盤石かと思われたフリーに臨んだ彼女の両足には、足首からふくらはぎにかけてテーピングが施されていた。ケガの予防か、何か痛みがあるのか、試合後にそのテーピングについて指摘されると、「なぜそんな質問をするの」と言わんばかりの口調で「私は問題とは思っていない。足のせいではないし、十分に体調は整っています」と、ジャンプの失敗には無関係だと強調した。

 平昌五輪の優勝候補としてシニア3年目を戦う今季のメドベデワの言動には、少々違和感を覚えることがある。トップをひた走る17歳が、どこかナーバスになっている印象があるのだ。女性特有の身体的変化が始まったのか、フィジカル的なケアがこれまで以上に必要になってきたのか、はたまた過度な期待への予防線なのか。

 繊細なコントロールが必要なジャンプは、わずかな体重増による身体的なバランス感覚や精神面の変化などで狂いが生じるエレメンツだけに、今季のGP2戦で見せたジャンプの失敗は、何らかの身体的変化が原因かもしれない。明らかにジャンプ軸がゆがんでいたことからの転倒だったので、微妙なズレが生じて、よりコントロールするのが難しくなっていたのではないだろうか。

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