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ベルギー攻略の鍵は? データで解き明かす強豪国の「弱点」と警戒すべき「キーマン」

11/14(火) 20:41配信

Football ZONE web

昨夏の欧州選手権以降の全15試合のデータを集計 W杯予選では圧倒も…

 欧州遠征中の日本代表は、現地時間14日(日本時間15日早朝)にベルギーとの国際親善試合に臨む。10日のブラジル戦では前半に3失点するなど不安を覗かせた一方、キーマンであるパリ・サンジェルマン(PSG)のFWネイマールに流れのなかから得点を許さず、相手が明らかにペースを落としたとはいえ、強豪相手にセットプレーから1点を返した点は今後に向けた一つの収穫となった。

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 ベルギー戦はブラジル戦に続く、ワールドカップ(W杯)“第1シード国”とのゲーム。日本にとっては世界との距離を測る絶好の機会となるが、今回は昨夏の欧州選手権以降のベルギー代表の戦いを振り返り、日本が突くべきポイントについて提言したい。

 W杯欧州予選の全10試合を9勝1分、43得点6失点と、ベルギーは圧倒的な強さを見せつけて突破した。一方で11月10日に行われた国際親善試合メキシコ戦では、5バックと守備的に臨みながら3失点を喫して3-3のドローで終えるなど、実力国相手に必ずしも圧倒できていたわけではない。同期間内に行われた国際親善試合(メキシコ戦含む)をまとめると、5試合を1勝3分1敗、9得点10失点と平均的な成績となってしまう。圧倒的な戦力を誇りながらも、強者たる実力を発揮できないのはなぜか。

多発する負傷者と不安定な守備陣

【理由1:ベストメンバーが揃わない】
 14日の日本代表戦でも、DFヴァンサン・コンパニー(マンチェスター・シティ)、DFトビー・アルデルヴァイレルト、DFヤン・フェルトンゲン(ともにトットナム)、MFラジャ・ナインゴラン(ローマ)、MFマルアン・フェライニ(マンチェスター・ユナイテッド)といった各強豪クラブで主力を務める代表の中核メンバーが、怪我のため不在となる。彼らはいずれも守備面での安定をもたらし、セットプレー時には攻撃でもチームに貢献するなど、いずれもチームに欠かせぬメンバーだ。

 期間内を振り返ってみても、FWロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)やMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)といった主力メンバーを起用できなかった時期がある。しかも、単独で欠けるのではなく、今回のように複数で欠けてしまうことが多かった。

【理由2:脆弱な守備ユニット】
 ベストメンバーが揃わないことは、必ずしも悪いことではない。それによりMFヤニック・カラスコ(アトレチコ・マドリード)やDFトマ・ムニエ(PSG)らが一気に代表の主力に定着した。

 特にムニエに関しては、予選序盤は右サイドバックの位置づけだったものの、2016年11月14日のエストニア戦にウイングバックで起用されたことで攻撃面が開花。それ以来、ベルギー代表は3バックシステムを活用している。しかしこれにより、センターバックを3枚配置する必要が生じてしまう。本来の枚数は充足しているが、怪我、不調等で3試合以上同じ組み合わせで組めておらず、連携ミスを実力国に突かれて得点されてしまうケースが多々発生している。

 では、日本代表の勝利には何が必要なのか。両チームのキーマンを踏まえて見ていきたい。

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最終更新:11/14(火) 20:41
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