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【EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会】W杯前の貴重な真剣勝負。 倒すべき3カ国の現状は?

11/15(水) 13:13配信

footballista

12月、舞台は日本! 2003年から6大会が行われてきたEAFF東アジアカップが「EAFF E-1 サッカー選手権」としてリニューアル。4カ国による総当たり戦で頂を争う決勝大会が12月8日~16日、2010年以来3度目となる日本で開催される。男子は東京、女子は千葉を舞台に繰り広げられる熱戦を見逃すな!


文 河治良幸

 日本代表にとってW杯アジア最終予選後の10月、11月の4戦に続き、選手を見極めるシリーズの総仕上げとなるのが今大会だ。国際Aマッチに該当しないため国内組中心の陣容が予想されるが、思い返せばザッケローニ時代も2013年の同大会から山口蛍や柿谷曜一朗ら初招集選手が台頭、「メンバー固定」とも言われた代表に新風を吹き込んだ。その時よりW杯までの期間は短いものの、ここで活躍すれば最終リスト入りへ大きなアピールになるのは間違いない。もちろん、チームとして求められるのは2大会ぶりの優勝だ。

 前回大会、その王座を日本から奪ったのが韓国だった。しかし彼らはW杯最終予選で苦しみ、今年6月にウリ・シュティーリケ監督が解任。後を継いだリオ五輪代表監督シン・テヨンの下、最終節で何とか本戦出場を決めたが、Jクラブ所属の9人を含む国外組中心で臨んだ10月の欧州遠征でもロシア、モロッコに連敗した。特に計7失点した守備の崩壊ぶりは自国メディアから辛辣な批判を浴び、11月にホームで行われる親善試合の結果次第で監督が代わってもおかしくない状況だ。

 Kリーグ、Jリーグ、中国超級リーグ勢の混成軍となりそうな今回の韓国。シン監督が続投なら基本システムは[3-4-3]だが、守備の安定を考慮して[4-2-3-1]採用の可能性もある。ポイントは核となる選手をいまいち見出せていないDFラインと、通常はソン・フンミン(トッテナム)ら欧州組を軸に形成する攻撃陣の起用法。前線では代表経験の豊富なイ・ドングクやキム・シンウク(ともに全北現代)らに加え、10月のロシア戦で先発出場したG大阪のファン・ウィジョ、31歳と遅咲きながらKリーグでゴール量産中のヤン・ドンヒョン(浦項)あたりもスタメン候補だ。新戦力の発掘は当然のこと、W杯に向けて上昇気流に乗るためにも連覇は悲願である。

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最終更新:11/15(水) 13:13
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