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接客業の人「会計トレーに金置かない客への殺意は消えない」に共感と反省の声

2017/11/16(木) 6:10配信

オトナンサー

「レジにある会計トレー」に関する投稿がSNS上で話題になりました。接客業をしているという投稿者は「お金をテーブルにじか置きしたり、無言で差し出し続けたりしてくるお客さんは迷惑」「会計トレー(カルトン)に置いてほしい」と主張。これに対し「めちゃくちゃわかる」「レジやってた時よく思ってた」「トレーに商品乗せてくる人も結構いて困る」などの接客経験者のコメントや「今後は気をつけよう」「こんなに重大なことだったのか…ごめんなさい」といった反省の声がたくさん集まりました。

 レジでのお会計について「マナーのプロ」の見解はどのようなものでしょうか。企業や大学などで人財育成教育やマナーコンサルティングを行うほか、「お客様満足度No.1」のタイトルを獲得する営業接客マナー、接遇などの研修・トレーニングの実績が多数あり、ビジネスマナーなど日常生活における円滑な人間関係の構築に関するマナー本が国内外で70冊以上(累計100万部超)のマナーコンサルタント・西出ひろ子さんに聞きました。

トレーは「お金を置いてほしい」意思表示

Q.マナー的観点から、投稿にあるようなレジでのやり取りについてどう思われますか。

西出さん「会計用のトレーが置かれている場合、お店側が『ここにお金を置いてほしい』という意思表示なので、お客さん側は、トレーにお金を置くのがよいでしょう。ただし、中にはトレーに気づかなかったり、どこにお金を置いたらよいか迷ったりするお客さんもいると思います。それに対しては『ここにお金を置いてほしい』旨の文言をトレーに添えてアピールしたり、『お手数ですが』『恐れ入りますが』などのクッション言葉を使ってトレーの使用を促したりして、お店側にも『トレーにお金を置いてもらえる工夫』をする余地はあるかもしれません。自分側からみて『当たり前』のことでも、相手も同じとは限らないことがあります」

Q.レジで支払いをする時に気を付けるべきことはありますか。

西出さん「トレーは支払い用に置かれているものですから商品を置くのはNG。このような誤解を招かないためにも、お店側も、前述の工夫は必要かもしれません。また、トレーを介さずにお金を直接手渡そうとするのも、店員さんの状況によっては迷惑となることも考えられるため、控えた方がよいでしょう。マナーは『相手の立場に立つ』ことですから。必要なもの、欲しいものを購入するレジという場所でも気持ちよく過ごしたいものです。さらに、お客さん側は、おつりを受け取る時にひと言『ありがとうございます』とお礼を伝えると、店員さんもうれしく感じると思います。もちろん、お店側も『いらっしゃいませ』『こんにちは』『ありがとうございました』などのあいさつ言葉を感じよく伝えることは必須。このようなマナーあるコミュニケーションで、お互いが気持ちよくなる買い物や食事の空間を創造してまいりましょう」

オトナンサー編集部

最終更新:2017/11/22(水) 22:25
オトナンサー

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