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中居正広のとことん野球好き「ドキっとさせられた堂上の言葉」

2017/11/18(土) 11:10配信

週刊ベースボールONLINE

 とうとう、2017年シーズンも終わっちゃいましたね。開幕前はいつも「これから長丁場の戦いだぞ!!」なんて思いますけど、こうして日本シリーズを終えると、やっぱりあっという間。今シーズンも本当に見どころたくさんで、とことん野球を楽しませてもらいました。

 さて、プロ野球はここからオフシーズンに入るわけですが、気になるのは選手の動向ですよね。FA宣言するのかしないのか、どの球団が誰を獲得するのか、そして自由契約になった選手の去就を毎日ニュースで逐一チェックするのが僕の日課です。

 先日のドラフト会議では育成を含めて、114名の選手たちが指名を受けました。みんな本当にうれしそうでしたよね。でも、彼らが入ってくるということは同じ数の選手が球界を去っていくということ。僕が最近ドキっとさせられたのは、巨人から戦力外通告を受けて先日現役引退を表明した堂上剛裕のコメントです。「自分がやりたくてもやれる世界じゃない」。素人の僕なんかが見れば、堂上はまだ32歳。あれだけのパンチ力と身体能力を持った彼なら、まだまだプレーできるのではないかと思ってしまいます……。

 同じく引退した巨人の松本哲也の最後の試合を観ても「全然まだまだ走れるじゃん!!」なんて思いましたけど、本人としては「もうプロでは通用しない」と思ったんでしょうね。堂上や松本のように、まだ30代前半の選手がやめるのは体力の限界を感じて去るベテラン選手たちとはまた違う理由がそこにはあるんだろうなぁと思うと、つくづくプロ野球の世界の厳しさを痛感させられます。

 その一方で、新天地で頑張ろうとしている選手たちの動向も非常に気になります。特に今年はメジャー・リーグに挑戦しようという選手も多く、年末年始にかけていろいろと大きな動きが出てきそうですよね。ポスティングシステムを利用してのメジャー入りを目指しているのが大谷翔平と牧田和久。それからFA権を行使したのが涌井秀章と平野佳寿。さらにイチローやダルビッシュ有の動向も気になりますよね。

 でも、僕が一番気になっているのは松坂大輔と村田修一。いわゆる「松坂世代」として日本球界を背負ってきた2人がチームを退団するニュースはやっぱりショックが大きかったなぁ。「えっ、あの松坂が……」と思ってしまいましたよね。松坂は日本球界に復帰して3年間で1回しか一軍登板がないだけに、やっぱりもう一度マウンドで松坂が投げる姿を見たいです。

 一方の村田は、僕はまだまだ第一線で活躍できると思っています。豪快なバッティングはもちろんですが、あれだけ守備が巧い選手もそうはいません。体格に似合わぬ(!?)軽快さで、どんな強い打球にも対応しちゃう村田ですから、もうひと花咲かせてほしい。成績不振だった巨人としてはチームの変革ということで出すことにしたとは思いますが、他の球団で十分に戦力になるはずです。

 松坂、村田、そして和田毅、杉内俊哉といった球界でも残り少なくなってきた輝かしい「松坂世代」の奮起に僕は期待したいと思います!!

PROFILE
なかい・まさひろ●1972年8月18日生まれ、神奈川県出身。俳優業だけでなく、司会者としての才能も発揮。「NHK紅白歌合戦」をはじめ、多くのテレビ番組で司会を務めている。プライベートでは大の野球好きでもあり、2013年には「WBC侍ジャパン公認サポーター」を務めた。第4回WBCでも「公認サポートキャプテン」に任命されるなど、豊富な知識とあふれる野球愛でその活躍の場を広げている。

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