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20~30代社長の出身大学トップは慶応 世代別でこんなに違う「社長の出身大学」〈dot.〉

11/20(月) 17:21配信

AERA dot.

 社長になる卒業生が多いことで知られる日本大学。東京商工リサーチの調査によると、7年連続でトップとなった。一方、若者に限定すると慶応大学の出身者が目立つ。近い将来、日本大学一強時代は変わっていくのだろうか?

【東京都「年代別の社長の出身大学」ランキングはこちら】

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 東京都内に本社を置く社長の「出身大学」をみると、トップは日本大学の7174人。圧倒的に卒業生が多く、調査開始以来、7年連続でトップを堅守した。次いで、2位が慶応義塾大学4953人、3位が早稲田大学4805人、4位が明治大学3226人、5位が中央大学3080人と、上位5位までを大手私大が占めた。6位に国公立大トップの東京大学が2211人でランクインし、7位が法政大学2169人、8位が立教大学1670人、9位が青山学院大学1495人、10位が東海大学1338人の順で、上位15位までの順位は前年と変化はなかった。

 上位10大学までが社長数1000人以上で、東京都内に本部を置く総合私大が目立った。

■20~30代では慶応大学がトップ

 年代別に東京都内の社長の出身大学をみると、40代から70代までは日本大学がトップを占めた。20代を除く各世代でトップ10に東京6大学と中央大学が顔を揃えている。このほか、青山学院大学が30代・40代(7位)、50代(10位)、60代・70代(9位)、80代以上(10位)でランクインし、健闘している。

 20代の社長は慶応義塾大学が29人と最も多く、次いで早稲田大学の25人、東京大学の18人と続く。30代でも慶応義塾大学(249人)、早稲田大学(226人)、日本大学(171人)の順で、20・30代は慶応義塾大学がトップを占めた。また、20代では上智大学(7位)、関西大学(9位)、国士舘大学(10位)がトップテン入りし、起業意欲などの変化で、他の世代との違いが出た格好だ。

 教育ジャーナリストの小林哲夫氏は言う。

「慶応大は、SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの略)の学生に起業意欲の高い学生が多い。『起業で一発当ててやろう』と考える若者が多く、よく言えば個性的。また、SFC以外でも、日本で会社員をやるより実力主義の外資に就職する学生も増えている。卒業して外資系企業に入り、MBAを取得して経営コンサルタントとして若くして社長として子会社などに出向する人もいる。若者世代で早稲田大や東大出身の社長が多いのも、同様の理由でしょう」

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最終更新:11/21(火) 13:06
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