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浦和の槙野、アル・ヒラル主力FWの負傷離脱に警戒感 「彼のためにと絆が深まる」

11/21(火) 19:20配信

Football ZONE web

ACL決勝第1戦で負傷交代の相手FWカルロス・エドゥアルドの重傷が判明

 浦和レッズのDF槙野智章は、25日にホームで迎えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦、アル・ヒラル(サウジアラビア)戦を前に、相手の中心選手であるブラジル人FWカルロス・エドゥアルドが出場不可能な重傷だったことを受けて、「僕らに置き換えれば、絆が深まる」と警戒心をより一層高めた。

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 槙野は18日の敵地初戦にセンターバックでフル出場。日本代表の欧州遠征2連戦にフル出場してからの強行軍で、中3日のゲームというハードスケジュールだったが、地上戦、空中戦のデュエル勝率で相手を圧倒するなど守備面で存在感を発揮。敵地初戦を1-1の引き分けで乗り切る大きな力になった。

 帰国してホームでの第2戦に向けて本格的なトレーニングをスタートさせたが、槙野自身は「帰ってきて、少しゆっくりできましたから、心身ともにリフレッシュできました。厳しいアウェーでしたけど、チームのために身を削って戦うことができました。最低限の結果を残せたと思います」と、気持ちを新たにしている。

 そうしたなかで、相手のキーマンであるブラジル人FWカルロス・エドゥアルドは、第1戦で負傷交代していたが、アル・ヒラルの公式ツイッターが膝の前十字靭帯断裂でリヤド(サウジアラビア)に戻って検査することを伝えている。しかし槙野は、それについてむしろ警戒感を強めた。

「僕らのチームに置き換えて考えてみれば…」

「(エドゥアルドと)対戦してみて、正直なところ特徴をつかむ前に退いたというところはあります。ただ、僕らのチームに置き換えて考えてみれば、彼のためにと絆が深まるのではないかと思います。代わって入った選手も、スピードもテクニックもありました」

 槙野は中心選手の負傷者によるマイナスよりも、それによる団結心が生まれることを想定し、警戒している。実際にアル・ヒラルに対しては1失点で終えたものの、決定的なピンチが少なからずあったのも事実だ。

 敵地での初戦を1-1で折り返すのは、準決勝の上海上港(中国)戦と同じだ。ホームでの一戦に1-0で勝利して決勝進出を決めた試合を念頭に、槙野は第2戦のポイントをこう語っている。

「上海戦のホームゲームでも、引き分けでOKだという声は誰一人として発していませんでした。準決勝を突破できたのは、攻撃を止めなかったことにあると思います。後のない決勝で、相手が点を取りに来ると思いますし、苦しい時間帯もあると思います。そこで、跳ね返すメンタルをしっかり出したいと思っています」

 初戦はDFマウリシオが出場停止だったこともありセンターバックを務めた槙野だが、第2戦では左サイドバックに入ることも想定される。アル・ヒラルの武器であるサイド攻撃を止めるキーマンであり、逆サイドからのボールに対しては中央に高さを担保する存在として、浦和の10年ぶりアジア制覇に向けて、守備面で存在感を発揮することが期待される。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:11/21(火) 21:19
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