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安室奈美恵、引退の先にある「復帰プラン」の可能性〈dot.〉

11/23(木) 16:00配信

AERA dot.

 11月16日に「第68回NHK紅白歌合戦」の出場歌手発表記者会見が開かれた。今年の出場歌手が発表される中、来年9月で引退が決まっている安室奈美恵(40)の発表はなかった。だが、NHK側は「引き続き交渉中」とアナウンスしており、なんらかの形で出演ができるよう望みを繋いでいる。

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「年々視聴率の低下に悩まされている『紅白』は、若者から年配までファン層の広い安室の出場を宿願としてきました。特に今年は、エンタメ業界において目立ったイベントや大ヒット作品もなく、なんとしても安室の『引退』を絡めて目玉にしたかった。ですが、リオオリンピックの公式テーマを歌った昨年でさえも、出場はならなかった。今回も相当、厳しいのではないか」(民放番組制作スタッフ)

 そんななか、NHKで特別番組『安室奈美恵 告白』が23日に放送されることがわかり、放映前から注目を集めている。NHKの番組宣伝ページには「日本中に衝撃を与えた『引退』発表から2カ月 安室奈美恵が『今の想い』を赤裸々に語る」と紹介されており、過去の出演番組などを見ながら、デビュー・結婚・離婚、そして母の死などについて語るとある。

「かつては紅白の常連だった安室さんですが、近年は『ファンの前でだけ歌いたい』と宣言しておりこのところは音楽番組でもほとんどブッキングできない状態。もちろん紅白にも2005年以降は出場していません。ライブも独特で、一切MCなしで歌い続けるスタイルが定着しており、彼女から発せられるのは歌のみの状態なんです。引退を発表したコンサートで、『ありがとう』と発したことが、ニュースになったほどです」(音楽情報誌の編集者)

 しかしなぜ、紅白への出場をかたくななまでに拒否している安室が、引退に絡めたこの特番には出演することになったのだろうか。

「日テレでも安室の引退に関する番組が放送されましたが、NHK特番への出演は、これまでの活動で世話になったNHKに対する“恩返し”という見方もできます。『紅白』は生放送ですし、MCなしで突然、歌を始める訳にはいかない。派手な演出が入る紅白は難しいでしょうが、特番なら編集できますからね。さんざんプライベートを話題にされてきた彼女は、歌手活動以外の面で注目を受けたくないというのが本音でしょう。以前から、プライベートに関する話題やゴシップを掲載した記事に関しては、事務所側からかなり抗議が入っていました」(同)

 そんな安室が、言葉を発する貴重な機会となる本放送。視聴者からの期待も高まっている。一方で、やはり彼女の引退を惜しむ声は少なくない。だが、一部の業界関係者からは「復活もあり得る」と言う声も聞こえてくる。

「引退発表後に出したベストアルバム『Finally』は発売2週間で140万枚以上売れました。しかし、今回のベストアルバムは権利の関係もあった過去の作品の多くが、『歌い直し』になっているんです。ただ、一般の視聴者には普通に聞いていてもわからないほどで、その声色は10代の頃とも遜色がない。彼女の相変わらずの歌唱力には誰もが脱帽し、業界内でもあらためて引退を惜しむ声があがっています。権利関係がクリアになったら、また復活してほしいですね」(音楽レーベルスタッフ)

 今回の引退については、安室と事務所側の権利面でのこじれに端を発しているという報道もあった。前出の音楽誌編集者も「1度、引退して充電した後、権利関係が穏便に解決したらまた復帰する可能性はある」と予測する。

 早くも“アムロス”なる言葉まで流布しているが、今回のNHK特番では、彼女の歌以外の部分に触れられる貴重な機会となる。日本のエンタメ界においても歴史的な価値のある番組になることに違いない。(ライター・今市新之助)

最終更新:11/24(金) 18:05
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