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大谷翔平の次は? メジャースカウトが評価した若き侍戦士7人の名前

2017/11/25(土) 8:30配信

webスポルティーバ

 今月、『アジアプロ野球チャンピオンシップ』が開催され、今年7月に監督に就任した稲葉篤紀率いる新生“侍ジャパン”が3連勝を飾り、初代王者となった。出場資格が24歳以下、もしくは入団3年以内だったため、今年3月に行なわれたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場した選手はいなかったが、ネット裏には多くのメジャースカウトが集まっていた。その中で、ひとりのスカウトから匿名を条件に、おもに侍ジャパンのメンバーについて話を聞くことができた。

■ニカラグア初の日本人プロ野球選手とは?

 まず日本の投手陣から話をしてもらったが、このスカウトによれば今大会で先発した薮田和樹(広島)、今永昇太(DeNA)、田口麗斗(巨人)の3人は、いずれもがメジャーのマウンドに立てるポテンシャルがあるという。なかでも、とりわけ高い評価を与えたのが、今季15勝を挙げた薮田だった。

「薮田は投げるときに腕が打者から見えないし、カットボールや落ちるボールもある。間違いなく(メジャーに)行ける」

 今永と田口については、メジャーで先発としては難しいかもしれないが、左投げということもあってワンポイントを含めた中継ぎとして起用すれば面白い存在になるのではと言う。

「かつてメジャーで投げていた高橋尚成のような役割ができるかもしれない。今永はストレートと同じ軌道でスライダーを投げられるので、バッターが手を出しやすい。そのあたりはすごい技術を持っている投手だね」

 リリーフ陣では、石崎剛(阪神)に強い関心を寄せていた。

「彼については、高校のときから見ているが、当時はストレートが134キロぐらいしか出ていなかった。それが今では150キロを超えている。同じサイドスローでも又吉克樹(中日)よりも球質がいいと思うよ。もう少し変化球を磨いていけば、面白い投手になる」

 石崎に限らず、変則系の投手はアメリカに渡るチャンスが多くなると、スカウトは言う。

「アメリカでは、上から投げ下ろして角度をつける投手が多い。サイドから投げる投手もいることはいるが、少数派。打者にしてみれば、その投げ方の投手はなかなか練習できないので、ミスショットをする確率が高くなってしまうんだ」

 一方、野手陣はどうか。今回、スカウトからは3人の名前が挙がったが、最も高評価だったのが上林誠知(ソフトバンク)だ。アメリカでは、ミート力、長打力、走力、守備力、送球能力のすべてを兼ね備えた選手を“5ツールプレーヤー”と表現するが、まさに上林がこれに当たるという。

「まだ粗さはあるが、バットの芯に当たれば果てしなく飛ぶし、身体能力が高い。それに彼は顔がいい。打席でいつも落ち着いた表情をしている。メジャーに行かないといけない選手だね」

 次に挙がったのが、源田壮亮(西武)だった。今季、ルーキーながら143試合フル出場を果たし、パ・リーグの新人王に輝いた期待のショートだが、スカウトは源田の守備力を高く評価していた。

「守備範囲が広い。勘もいいし、ポジショニングもいい。なにより打球への反応が素晴らしい。打者がこのあたりに打ってくるだろうというのをわかっている。その部分に関しては、今宮健太(ソフトバンク)よりも優れているんじゃないかな」

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最終更新:2017/11/25(土) 12:33
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