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コーヒーも口臭の原因に?注意したい食べ物と、口臭ケアアイテム

11/29(水) 8:50配信

女子SPA!

 自分でできる口臭対策。

 普段身だしなみを整える以上に気になるのが、「口臭」。他人のニオイが気になって、「自分は大丈夫?」と心配になることもありますよね。口臭の原因にはさまざまなものがあり、最も多いのが「病的口臭(虫歯や歯周病などによるもの)」。これらの対策は歯科医に相談すべきでしょうが、食べ物やのどの渇きなどによる『生理的口臭』は、自分でもある程度の予防・対策が可能です。

 そこで今回は、自分でできるカンタン口臭対策! 「口臭の原因となる食べ物」と、「ブレスケアアイテム」について整理をしてみたいと思います。

◆1.口臭の原因となる「食べ物・嗜好品」を知っておく

(1)にんにく・ねぎ・玉ねぎ・らっきょう

これらに含まれる「アリシン」という成分が体内に入って分解されることで強烈なにおい物質に変化。これが吸収されて体内から発生し続けるため、口臭以外の体臭としても不快なにおいが長時間続く。

(2)納豆・チーズ・たくあん

発酵過程で発生する脂肪酸や硫黄化合物が原因となる。食べた直後1時間くらいはニオイが気になるが、次第ににおわなくなる。

(3)コーヒー

コーヒーの酸味や苦味は、口腔内を酸性に偏らせると同時に、唾液分泌を抑制する。また、コーヒー豆の焙煎成分やミルク成分が舌表面に残ってしまうことで特有の臭気を引き起こす。

(4)活性型ビタミン剤

サプリメントとしてビタミン剤を飲んでいる人は要チェック。日本口臭学会におよるガイドラインには、「生理的口臭」の素となる「薬剤」の例として掲載されている。

(5)アルコール・たばこ

アルコールの分解過程において生成される「アセトン」が口臭の原因となる。飲みすぎや二日酔いの際に悪臭を放つことに。また、口腔内の乾燥によって自浄作用が低下することも要因。たばこは、煙に含まれる「タール」が焦げ臭いニオイを持つだけでなく、唾液分泌を抑制するために悪臭を放つ原因となる。

※参考

・日本口臭学会

・医療法人ほんだ歯科「口臭バイブル」

◆2.応急措置として「ブレスケア商品」を持ち歩く

 口臭対策として最もイメージが強いのは、コンビニや薬局などでよく見かける「カプセルタイプ」の清涼食品。これらは、口臭の原因となる悪臭を溶かし込む「パセリオイル」や、悪臭のマスキング効果のある「ミントオイル」、その他清涼成分が配合されています。

 タイプとしては、(1)胃の中から上がってくるニオイを対処するタイプ(飲むタイプ)と、(2)口の中をリフレッシュするタイプ(噛むタイプ)の2種。どちらも持続時間は数時間のため、ニンニクのような強敵には2つを併用しつつ、複数回食べる必要があるかもしれません。

●飲み込むタイプの「ブレスケア(小林製薬)」

●かむタイプの「噛むブレスケア(小林製薬)」

 また、口腔内の原因菌を殺菌する成分が配合されているタブレットも。例えば、牛乳に含まれる「ラクトフェリン」と唾液などに含まれる「ラクトパーオキシダーゼ」を配合した「オーラバリア(森永乳業)」には、殺菌効果だけでなく、ニオイ物質への変換を阻害する働きがあり、確かな口臭抑制効果が期待できるようです。

●オーラバリア(森永乳業)

 他には、ザラザラした大粒のタブレットが舌表面にあるニオイのもと「舌苔」をキレイにして口腔内をケアする商品もあり、有名焼肉店でも使用されているようです。

●ブレオ(グリコ)

 最後は、「ガム」。日本チューインガム協会によれば、フラボノイドやクロロフィルが添加されたガムには、口臭除去効果が認められるとのこと。ガムの成分表示を見て、「◯◯茶抽出物/ルブス抽出物」と書かれているものはフラボノイド、「銅葉緑素」と書かれているものはクロロフィルの一種だと考えて良いでしょう。

●フラボノイド&クロロフィル配合の「ACUO(ロッテ)」

※参考

・日本チューインガム協会

<TEXT,PHOTO/スギアカツキ>

【スギ アカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、独自で長寿食・健康食を研究し、各メディアで活躍中。@akatsukinohana

女子SPA!

最終更新:11/29(水) 8:50
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