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広がる富の偏在 下がりすぎの労働分配率

2017/12/6(水) 7:00配信 有料

週刊東洋経済

<2017年12月9日号> 労働者の取り分を表す労働分配率が低くなっているという問題がある。労働分配率は、1977年には76.1%。リーマンショック前の好景気だった2007年の65.8%に比べ、15年は66.1%である。最近はやや戻り歩調とはいえ、40年前からは10%ポイントの低下である。今日は、この問題を取り上げてみたい。

労働分配率は、景気のよい局面では下がるが、景気の悪い局面では上がる傾向にある。それは、計算式を見るとわかるだろう。労働分配率=付加価値に占める人件費の割合から見ると、収益とは逆の関係になっている。最近の世界経済は絶好調であり、同時好況の真っただ中にある。その意味では、下がってしかるべきともいえるのだが、それにしても、下がりすぎではないかと思う。 本文:1,118文字

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最終更新:1/29(月) 15:51
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