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【月刊『WiLL』(1月号)より】憲法改正・核保有で最強の日米同盟に

2017/12/7(木) 9:00配信

WiLL

トランプのアジア歴訪

藤井 トランプ大統領のアジア歴訪につき、私が一番印象に残ったのは横田基地で行ったトランプの演説です。「いかなる独裁者もアメリカの決意を過小評価してはならない」と。つまり、「いざという時には、アメリカはやるぞ」という決意を世界に向けて表明したと言えます。
飯柴 中国・北朝鮮に対していい威嚇になったと思います。
藤井 アメリカ外交は、とりあえずIS問題が最優先課題でした。これが片付かなければ、東アジアの問題に手がつけられない。ところが、クルド勢力が奮闘し、ISの最重要拠点ラッカを陥落させた。今後、ISは領域支配は、もはやできなくなったのです。
飯柴 あとは、欧米各地に散らばったISの残党たちによるテロへの対策を強化すればいい。
藤井 そう。つまり、アメリカはようやく東アジア対策に本腰を入れる態勢が整ったのです。このアジア歴訪でトランプは、北朝鮮政策をどうするのか、一応の結論を出すでしょう。
 一方で、今、北朝鮮にとって幸いであり、我々にとっては不幸なのは、韓国の大統領が、文在寅だということです。文大統領と、その側近は明らかに親北派ですから。
 朝鮮半島内の力関係で言えば、北朝鮮は非常に有利な状況なんです。
飯柴 大統領秘書室長に前ソウル副市長の任鍾晢氏を任命しましたが、彼は1980年代、学生運動団体「全国大学生代表者協議会(全大協)」の議長だったそうですね。
 そこで「主思派(=主体思想を信奉)」の代表だった。
藤井 確信犯ですよ。文大統領の周辺は、同種の人間ばかりです。
飯柴 トランプ訪韓のときも、元慰安婦の女性・李容洙を晩餐会に招いたり、「独島エビ」という訳のわからないメニューを出している。一体どういう神経をしているのでしょうか。
藤井 トランプの表情も終始浮かない様子でしたよね。結局、文大統領との会談も30分にも満たなかった。韓国の弱腰姿勢に、トランプは苦り切っている様子です。
 こんな文政権ですから、北朝鮮から「高麗連邦をつくりましょう」と言われたら、簡単に乗る可能性が高いでしょう。
飯柴 そうなると、駐韓米軍も撤退をオプションのひとつとして検討せざるを得ないでしょう。
藤井 イヴァンカも韓国に行かなくて良かったと思います。だいたい、韓国は10月末、テロ警戒レベルを最低にまで下げている。トランプ大統領が来る前にですよ。
 そりゃ、38度線だって見にいきません(笑)。
飯柴 日本にとって良かったのは、トランプ大統領訪問の意義と収穫において、韓国に歴然とした差をつけることができたことでしょう。
藤井 韓国では反米デモが100以上あったと聞きます(笑)。北の工作によるものでしょうが、なんとも情けない。


《続きは本誌にて》

藤井厳喜(国際政治学者)・飯柴智亮(元アメリカ陸軍大尉)

最終更新:2017/12/13(水) 22:25
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