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【月刊『WiLL』(1月号)より】「中国よ、太平洋に出てくるな!」よくぞ言ったり河野太郎外相

2017/12/7(木) 9:00配信

WiLL

希望の党から逃げた小池

高山 ご当選おめでとうございます。
杉田 ありがとうございます。ここまで早く国政に復帰できるとは、思っていなかったんです。
高山 国会議員に返り咲いた杉田さんから見て、特に小池百合子はどう映った?
杉田 結局、希望の党共同代表を辞任しましたよね。総理になりたかったけど、その道が絶望的になったから、面倒臭くなってしまったんじゃないですかね。
高山 同感ですね。小池百合子には、国政をこうしたいというビジョンも何もなかった。今なら政界を引っかき回せる。自民の反安倍陣営を引き込んであわよくば、と夢見た。日本が今どういう状況にあるのか、など何も考えていなかった。これで、希望の党は好きに分裂していく。
「選良」とは名ばかりの醜い野合が始まるでしょう。ついさっき日馬富士の暴行騒ぎが明るみに出たけれど、モンゴル人に横綱の品格を求めるのと似たようなレベルかもしれない。
 話は変わりますけど、トランプのアジア歴訪はどう映りましたか。
杉田 安倍総理とトランプさんの関係の深さが、よくわかりました。
高山 そうですね。歴代の大統領に比べると、今回は日本への対応が随分変わってきた。ここまでの蜜月関係は戦後では初めてではないかな。
 それに近いのは安倍さんの祖父、岸信介(当時、首相)とアイゼンハワー(共和党)の交流かな。今度、安倍さんはトランプとプロゴルファーの松山英樹と一緒にラウンドしたけれど、岸さんもアイゼンハワーと回っている。大統領は大のゴルフ好きで2期8年の任期中、800回もプレーした記録がある。
杉田 年間100回やっているということですね(笑)。
高山 そう、3日にあげずにやっていた(笑)。ホワイトハウスの庭にグリーンをつくったり、地下に練習場もつくったりした。それで岸首相とただゴルフしただけでなく、彼は、日本弱体化、無力化政策を取り続けたそれまでの民主党政権の対日政策を180度変え、日本に世銀融資を初めて認めた。米ソ冷戦期という事情を踏まえ、日本を自由陣営の橋頭堡の一つに仕立てようという打算はあったかもしれないけれど、おかげで日本は新幹線を走らせ、名神、東名の高速道もつくり、東京五輪ができるところまで一気に生き返った。
 もう一つ。アイゼンハワーは副大統領だったニクソンに重要なメッセージを運ばせています。
杉田 後にウォーターゲート事件で有名になってしまいましたよね。
高山 あれは民主党の仕掛けた罠という説もありますね。これはその前、1953年に来日したニクソンは「交戦権と軍隊の放棄を謳ったマッカーサー憲法は間違いだった」と正直に伝えてきた。”普通の国に戻れ”という示唆だった。もっともそのとき、それをそのまま聞いていたら復活日本軍は、あのベトナム戦争で米軍の先鋒を間違いなく務めさせられた。国際社会は善意だけで回っているものじゃあないけれど、あの共和党政権はまともに日本を評価していたことは大事なポイントだと思う。
 その後、ニクソンが大統領になったとき、日本に沖縄の施政権返還もやってくれた。
杉田 基地負担の軽減もあったんでしょうね。アメリカにはグアムがありましたから。


《続きは本誌にて》

高山正之(ジャーナリスト)・ 杉田水脈(衆議院議員)

最終更新:2017/12/13(水) 22:18
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