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阪急が新線建設にやる気を出した4つの理由

2017/12/12(火) 6:16配信

東洋経済オンライン

 2017年3月、阪急電鉄は、なにわ筋連絡線構想を打ち出した。十三(じゅうそう)駅から分岐し、大阪駅北側の再開発地、うめきたエリアに設置されるJR北梅田駅(仮称)へ至るプランで、北梅田と難波を結ぶ地下新線「なにわ筋線」計画と連動した動きになる。5月には、大阪市と大阪府、JR西日本、南海、そして阪急の5者が合意文書を交わした。

阪急が構想する新路線と周辺の路線概略図

 阪急は、新線整備に意欲的だ。今年だけでも、なにわ筋連絡線のほか、新大阪連絡線構想、伊丹空港連絡線構想、神戸市営地下鉄直通運転構想と立て続けに報道があり、関西で話題を呼んでいる。なぜこのタイミングで前向きな発言をし始めたのだろうか。

■5つの阪急新線計画

 近年、阪急が検討をしてきた鉄道計画は、次の5路線だ。

① なにわ筋連絡線(十三―北梅田)
なにわ筋線の起点となるJR北梅田駅(阪急梅田駅の西側)と十三駅を結ぶ構想。なにわ筋線は北梅田―JR難波・南海新今宮間を結ぶ地下鉄計画(事業費3300億円)で、2031年春にJR西日本と南海の関西空港アクセス列車が乗り入れる予定だ。なにわ筋線電車を新線経由で十三駅まで乗り入れるのが前提で、レールの幅は阪急線の1435mmではなく、JRや南海と同じ1067mmで整備する。

② 新大阪連絡線(十三―新大阪 2.4km)
十三駅から新大阪駅へ至る延伸計画で、すでに鉄道事業許可を得ている。東海道新幹線ホームの北側に阪急所有の駅予定地があり、線路用地のほとんどは確保済だ。事業費330億~400億円との試算はあるが、他の阪急線とどのように連絡するか定かでない。
③ 西梅田・十三連絡線(西梅田―北梅田―十三 2.9km)
大阪市営地下鉄四つ橋線を西梅田駅から北梅田経由で十三駅まで延伸するプランで、2004年の近畿地方交通審議会で「中長期的に望まれる鉄道」として高評価で採択された。事業費950億円と試算され、阪急と大阪市が前向きだったが、西梅田駅以北の工事が技術的に困難との指摘もあり具体化してこなかった。

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最終更新:2017/12/12(火) 6:16
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