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菅田将暉の父が語る教育論と転機になった福山雅治ライブ

2017/12/13(水) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 キリッとした目元と眉、穏やかながら意志の強さを感じる瞳が、否応なく“息子”の眼差しと重なる。

「若い頃はもっと似ていましたよ(笑い)。最近はどこに行っても長男の話ばかり聞かれます。とりわけ父親の方からは“どうしたらあんな好青年が育つのですか?”と、教育に関しての質問が多いんです。私の子育て経験がお役に立つのであればと思い、今回お話しさせていただくことにしました」
 
 そう語るのは、大阪市立大学非常勤講師で経営コンサルタントの菅生新さん(58才)。人気俳優、菅田将暉(24才)の父親である。12月7日、著書『スゴー家の人々~自叙伝的子育て奮戦記~』(トランスワールドジャパン刊)を上梓し、菅田を含む3人の子育て奮闘記を記した菅生さんが、父子の秘話を明かしてくれた。

 1993年2月21日、妻・好見さんの実家で、菅生家の長男として誕生した菅田。取り上げたのは助産師ではなく、菅生さん本人だった。

「完全な自然分娩です。事前に性別の検査もしていなかったので、元気な男の子の誕生は本当に嬉しかった。私がへその緒を切ると、長男は『ふえぇ!』と大きな声で泣き出しました。あの瞬間の感動は、生涯忘れられません」(菅生さん。以下「」同)

 その後、次男、三男と3人兄弟に恵まれる菅生さんだが、全員自宅出産にこだわった。下の2人の子供に至っては妊娠発覚から出産まで病院に一度も行かず、母子手帳さえなかったという。

「命がけで出産に挑む母親の姿や、生命の誕生という奇跡を、病院任せにせずしっかりと子供に見せてやりたかったんです。下の子の出産の際、長男はずっと母親の傍にいて『お母さん、頑張れ!』と声をかけ続けていました。うちは家族仲が非常にいいのですが、それも誕生の瞬間から全員で立ち会ったことが大きな要因だと思います」

 父親となった菅生さんは、まず「親の役割」について自らに問いかけた。複雑な生い立ちゆえに、理想の父親像が定められなかったからだ。

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最終更新:2017/12/13(水) 16:00
NEWS ポストセブン