ここから本文です

「肉体改造の秘訣」30キロの減量に成功した男が語る

2017/12/13(水) 11:51配信

MEN’S+

 今年(2017年)で34歳になるマーク・マディルソンはカナダ・トロント在住のパーソナル・トレーナーで、彼のインスタグラムを見ていると、彼のことをプロのアスリートと思わず勘違いしそうになってしまう。彫像のような肉体、厳しいワークアウト、ガッツリとした食事などを写した画像が並んでいるからだが、そんなマディルソンも6年前には現在の姿からは想像しがたい体型の持ち主だった。
 
 当時20代の終わりにさしかかっていたマディルソンは、以前ほど運動しなくなっていた。友人たちとスポーツを楽しむよりも、恋人との関係を楽しむことが多くなっていたからだった。自分の体重が徐々に増えていることは自覚していたが、彼は手を尽くしてそのことを忘れようとした。体重計の針が260ポンド(約130キロ)を指した時でさえ、彼はこの体重を正当化した。彼のまわりには肥満体でない人などひとりもいないと思えたからだ。

 しかしマディルソンは、自分の体に関する厄介な兆候を無視するのに苦労した。ひとつの理由は、それまで着ていた服が体に合わなくなったこと。それ以外にも、糖尿病や心臓病といった肥満が原因の病気で亡くなった人が家族にふたりもいたという理由もあった。

 そうした兆候に気付きながら、それでもマディルソンは食事に関する悪癖をやめることができなかった。つまり、深夜に鶏の手羽先や脂っこいハンバーガーを口にしたり、1日に何個もドーナツを食べるといったことをやめられなかったのだ。しかし2011年12月、友人がたまたま撮影した自分の上半身の裸の写真を見て、マディルソンはさすがにこれではいけないと覚悟を決めた。

 「バケーション中に撮られたあの写真を見て、『これが自分だなんてあり得ない』と思ったんです。あれが減量の必要に気付いた瞬間でした。自分の姿を写したあの最もラフな画像を目にしたとき、私は生活を変える必要があると思ったのです」(上掲の減量前とその後を比較した写真をもう一度見てほしい)
 
 あの写真、そして家族の病歴が動機付けとなり、マディルソンはまったく運動しない人間から一気に猛烈なエクササイズ・マニアへ早変わりした。年が改まると、彼はまず30日間の猶予期間を自分に与えて減量に邁進した。2012年の1月には週に5日ジムに通い続けた。
 
 マディルソンはこの時、1種類につき12回から15回のエクササイズを5種類行い、それを4セット繰り返すという激しいメニューを試してみた。「最初は体を引き締まった状態に戻そうとしたんです」と彼は説明する。「自分のやり方が正しいことを確かめたかった」。最初の1カ月の間、彼はダンベルをつかったカールやスクワット、懸垂といったエクササイズを重点的にこなした。また、心肺機能を高めるためにほぼ毎日急な斜面を歩いて登るといったこともした。
 
 30日後、肉体改造の進捗ぶりを確認したマディルソンは、その結果にがっかりしてしまった。毎日運動したのにもかかわらず、期待したほどの変化が見られなかったからだ。「あの結果にはとてもがっかりさせられました。20代前半の頃にはとても効果のあった運動がまったく効かなかったのですから」と、彼は当時のことを思い出してそう言う。
 
 この時エクササイズの効果がなかった原因は、マディルソンの食生活にあった。毎日運動するようになった後も、彼は相変わらず多量の糖分を含む加工食品を食べ続けていた。彼は、自分の体に期待した変化が現れない理由を調べていくなかで、食生活が及ぼす影響がいかに大きいかを理解し始めた。
 
 「食事の内容を劇的に変える必要があることに気付きました。それで糖分を摂るのを止めて、無添加の食品だけを摂取することにしたんです。また、自分で食べ物を料理する必要があることもわかりましたね。それで料理を覚えることにしました」
 
 マディルソンはさっそく仕事に取りかかった。彼は料理を覚えるために無数のレシピにあたり、チュートリアル動画も見始めた。ファストフードのドライブスルーでフィレオフィッシュやチキンサンドを注文するのではなく、代わりに自宅で鶏の胸肉や魚の切り身を使った料理を調理しはじめた。

1/4ページ

最終更新:2017/12/14(木) 9:56
MEN’S+

記事提供社からのご案内(外部サイト)

メンズクラブ

ハースト婦人画報社

2014年12月号
2014年10月24日発売

特別定価:810円

『メンズクラブ』は35歳中心の男性に向け、
リアルに使えて本当に似合う情報を
男性文化の薀蓄をもって提案する
使えるラグジュアリー読本です!