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清水草一が選んだ今年のベストカーは、待ちに待ったあの『イタ車』!

2017/12/13(水) 21:03配信

GQ JAPAN

忖度なんて一切なし! 日本を代表する自動車ジャーナリストたち18人が、今年もっとも優れたクルマを選出。国産車・輸入車問わず、この1年間で発表された数ある乗用車のなかから、清水草一が選んだ2017年のベストカーはこれだ!

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【選考方法】
選考は持ち点配分法にて実施。各人持ち点を25点とし、国産車・輸入車問わず、2016年の11月から2017年10月までの1年間に発表された乗用車の中から5台を選択。そのうち最も高く評価したい1台に対して10点を、残り15点を4台のクルマにそれぞれ割り当てた。

■5位
トヨタ C-HR
1点
とにかくデザインがステキ。まるで攻殻機動隊じゃないか。ある意味これこそが、和風自動車デザインのあるべき姿ではないか。思えばクロスオーバーSUVの分野では、国産車が世界をリードしている。C-HRはジュークに続いて、この分野の先頭を行くデザインだと確信するものである。パワートレーンはプリウスだが、それはそれで善し。C-HRこそが、正しい4代目プリウスなのかもしれない。

■4位
レクサス LC
2点
レクサスは、いやトヨタは、このLCで、あの2000GT以来初めてスーパースポーツ級のクルマで成功した……ような気がする。スーパースポーツ級という言葉は微妙だが、気軽に乗れる超ハイパワークーペくらいの意味に捉えてください。メルセデス・ベンツ SLくらいのところです。見た目、内装、パワートレーン、その他ゴージャス感などに関して、レクサス LCは、SLと並べても遜色ないコスパがある。これは国産車として偉大なる成功であります。

■3位
ルノー トゥインゴ GT
4点
発表以来、私はトゥインゴの大ファンだ。このサイズで、この手頃さで、まるでナローポルシェのようなRR感覚が味わえるのだ。それでいて実用性も十分。こんな楽しいクルマは5年に1台くらいじゃないか? 反応がユル目の6段EDC(ツインクラッチ)でも十分楽しかったが、このGTは、パワーアップした900ccターボエンジン&5MTの組み合わせ。これこそ待望のトゥインゴなのだ。以前設定されたNAエンジン+5MTでは、トルクがなさすぎてナローポルシェ感が味わえなかったが、これなら完璧です! しかもルノーは2018年、5MTのトゥインゴをカタログモデル化するという。涙が出ます。

■2位
ホンダ シビック
8点
新型シビック タイプRは、本田宗一郎氏の死去以来、もっともホンダらしいモデルではないかとすら考える私である。そのキモはやはりエンジンだ。2リッターターボエンジンのスペックは、先代シビック タイプRと大差ないが、フィーリングは別物。エンジン屋の面目躍如、これはFFのフェラーリ F40である。新型プラットフォームがもたらす乗り心地も抜群、街乗りでもなんら苦痛はない。素のシビック ハッチバック(1.5リッターターボ)も実用的かつ適度に走りが楽しめるし、MTも用意してくれた。本当に久しぶりに涙が出るようなホンダ車である。

■1位
アルファ ロメオ ジュリア
10点
カッコやサイズはまるでBMW 3シリーズだが、なにしろ中身がスバラシイ。ベーシックな2リッターターボでも十分イタリアンな快楽はあるが、トップモデルのクアドリフォリオはまるでフェラーリ 458イタリアのセダン版! 特筆すべきはV6ターボのフィーリングで、エンジンの官能性ではフェラーリの現行モデルを上回っている。信じられないだろうが本当だ。ステアリングのありえないクイックさも458イタリア譲り。個人的には、あくまで458イタリアのセダン版であって、488ではないので念のため。

清水草一(しみず・そういち)
1962年、東京都生まれ。84年に集英社に入社。『週刊プレイボーイ』編集部を経て93年に独立。爆笑自主制作DVDシリーズは必見である。

文・清水草一

最終更新:2017/12/13(水) 21:33
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