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部下のやる気をそぐ「残念」な行動

2017/12/14(木) 10:00配信

コーチ・エィ

上司と部下の関係性は、部下のパフォーマンスに大きな影響を与えています。もっと言うと、上司の行動そのものが、部下のパフォーマンスに影響を与えます。

先日、弊社のスタッフYさんから興味深いエピソードを聞きました。

Yさんの前職は大手電機メーカー。Yさんは若いころ、新規商品開発のプロジェクトに関わっていました。Yさんが手がけたインターネット事業に関する企画は時代を先取りしたもので、会社の未来を劇的に変える斬新なものでした。

若い世代を中心に作ったその企画が実現すれば、会社は長期的に発展できるだろうと、大きな希望を持って会社の上層部に提案しようとしていました。

ところが、上層部への提案前に企画内容を知ったYさんの上司が「なんだ、この企画は!こんな企画は、絶対にダメだ」と頭ごなしに否定しました。

何とか実現させようと食い下がったYさんに対してその上司は、最後「二度とこの話はするな!」と話を一方的に切ってしまったとのこと。Yさんをはじめ、企画に関わったメンバーは憤慨し、意気消沈してしまったのだそうです。

「上司と部下の関係における良好度」の調査、日本は何位?

左図のデータは、世界15か国の「上司と部下の関係における良好度」を見たものです。(※1)


部下が感じる上司との関係性の良好度は、残念ながら、日本は15か国中、最下位となっています。

左図のグラフは、各国の「上司と部下の関係の良好度」と「会話の充足度」の関係を見たものです。(※1)

各国に比べて、日本は上司と部下の「会話の充足度」「関係の良好度」のどちらもが低いという結果です。

日本の企業で働く部下の多くは「上司との会話が不十分」で「上司との関係性は良くない」と感じているということになります。

「相手の反応は、自分のコミュニケーションの結果である」

「コーチ型マネジメント」の根底には、「アカウンタビリティ」という考え方があります。

「相手の反応は自分が作り出している」
「自分自身の行動を変えることで、相手の反応を変えることができる」

という立場に立ち、自分の行動を修正していくというものです。

部下のモチベーションを高めたいのだとしたら、上司である自分の、どの行動が部下のモチベーションを上げるのか、あるいは下げるのかを知り、そして、行動を選択していくのです。

左図のグラフは 当メールマガジン「WEEKLY GLOBAL COACH」の読者を対象に「過去1年間で、あなたのモチベーションを下げたと思う上司の行動」について聞いたものです。(※2)



このアンケート結果から、部下のモチベーションをもっとも下げる上司の行動は、「部下が提案したときの上司の対応」にあるということがわかります。

自由回答欄には、「計画や施策案を出しても、あまり見てもらえないまま上司の意見の施策、計画が通るので徒労感をおぼえる」といったコメントもありました。

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最終更新:2017/12/14(木) 10:00
コーチ・エィ

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