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土屋太鳳 「ふふふ、私いまでもガラケー使ってます」

2017/12/16(土) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 2017年は3本もの主演映画が公開され、快進撃を見せた土屋太鳳さん。12月16日にはその最後として『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の公開が始まる。土屋さんが多忙な日々を乗り越える活力源は? 朝ドラヒロインも経験済みの「国民的新進女優」が、走り続けるために必要なものを語る。

■「奇跡の実話」撮影の支えになった「お守り」

 『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は、岡山の中原尚志さん、麻衣さんカップルの実話を映画化した作品。YouTube動画をきっかけに話題になったストーリーだ。土屋さんは、結婚式の直前に深刻な病で意識不明となり、長い闘病の末に尚志さんと式を挙げる、麻衣さんを演じた。

 「歴史上の人物をモデルにして映画やドラマを作ることはよくありますけど、今回は、私と同じ時代を歩んでいる、まだ30代の方がモデル。私が演じることで、麻衣さんやご家族に何らかの影響が出ると思うので、演じることの責任感は大きかったです。

 演じることが決まって、健先輩と一緒に、岡山の麻衣さんと尚志さんに会いに行きました。私は17歳のときに映画でご一緒させていただいてから、ずっと佐藤健さん(尚志さん役)のことを『健先輩』と呼ばせていただいてるんです(笑)。

 そこでみなさんと一緒に見た闘病生活のビデオは、本当に壮絶でした。無意識の中で命をつかもうとする様子が映っていて……。その時の心を想像すると、本当に言葉にならない。以前から『生きていることは素晴らしい』と思っていましたが、『生きていることが奇跡なんだ』とすごく感じました」


 映画で印象的なのは、その闘病シーン。病魔に侵され半狂乱になったり、顔が大きく腫れ上がったりと、女性としては避けたくなるようなシーンにも臆せず挑んでいる。

 「闘病シーンは、本物の病院で撮影させていただきました。4時間かけて特殊メイクをして、2日間寝たきり。実際に管を口や鼻に入れていたので、途中、息がしづらくなって、苦しくて。貧血になりそうになると、病院のお医者さんが脈を測って対応してくださいました。だから自分の努力というより、みなさんの支えがあって、乗り越えられたという気持ちです。

 もうひとつ支えになったのが、麻衣さんとの写真です。最初にお会いしたときに撮った写真を、次にお会いしたとき、手作りの花のフレームに入れてプレゼントしてくださったんです。『初めて作ったから出来はどうかなと思ったんだけど、どうしても渡したくて』って。そういう気遣いと笑顔がすてきな、器の大きい方。そんな麻衣さんの物語を、私の体を通して、たくさんの人たちに伝えたい。その一心で演じていて、いただいた写真が撮影期間のお守りでした」

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最終更新:2017/12/16(土) 7:47
NIKKEI STYLE

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