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ビットコイン&仮想通貨で資産運用する裏ワザ

2017/12/16(土) 8:50配信

HARBOR BUSINESS Online

 仮想通貨で確実に稼ぐ裏ワザ--取引所で売り買いするだけが仮想通貨ではない。マイニングを行えばコインが手に入り、ICOに応募すれば取引所に上場する前にコインを入手できる。さらに、それを貸し出すことで金利収入を得ることも。目敏い投資家たちの錬金術を明かす!

⇒【画像】実際にICOをやってみた流れを紹介

◆3か月で40倍に急騰!? 大化けコインを狙え!

 株の場合、IPO(新規上場)に応募することで上場前の有望株を一足早く手に入れることができるのはご存じのとおり。これは仮想通貨にも当てはまる。今後、取引所に“上場するであろう”コインをいち早く入手できるのだ。その方法の1つがICO(イニシャル・コイン・オファリング)。企業ないし個人が独自のコインを発行して資金調達を行う、仮想通貨版IPOだ。

 ただし、上場審査もなければ、証券会社等を通じて売り出す必要もない。ネット上で誰でも発行できてしまうため、見向きもされないコインもあれば、詐欺コインもあるという……。億超えサラリーマン投資家のZ氏が話す。

「多いときで月に100件のICOがありますが、正直、90%は怪しいコインと考えたほうがいいでしょう。きちんとしたICO案件でも、プロジェクトが遅々として進まず、売り出し価格よりも値を下げてしまうコインも多い」

 ただし、その1%を掘り当てたときのリターンはとてつもなく大きい。仮想通貨投資家として億の資産を築いているkuni氏が話す。

「’17年に最も人気を集めたICOは6月に売り出されたOmiseGO(オミセゴー/OMG)でしょう。ICOからわずか3か月で売り出し価格の40倍にまで高騰しました。私も早くから目をつけてICOに応募しようと発行会社にコンタクトを取っていたのですが、それをきっかけに発行企業の代表から『OMGの日本語コミュニティの管理人をやってくれ』と頼まれてしまいました(苦笑)」

 このOMGは日本人起業家が作り出した、主に東南アジアでの決済用に生み出されたイーサリアムをベースとする仮想通貨だ。当初からSBIや三井住友FGが出資者に名を連ねて人気が爆発。“仮想通貨ドリーム”を端的に示すICO案件となったのだ。

◆有名エンジニアがいれば人気に火がつきやすい?

 では、いかにしてわずか1%の優良ICOを掘り当てればいいのか? kuni氏は「まずホワイトペーパーを精読すること。そのうえで私は革新性と実現性、将来性、収益性の4つをチェックします。」と話す。ホワイトペーパーは、いわば目論見書。どんなコインを発行して、調達した資金でどんなプロジェクトを実現させるのかが詳述されている。ただし、大半が英語表記。相当、語学に堪能でない限り、読み解くのは難しいだろう。数々のICOに応募している仮想通貨投資家の土屋範夫氏も次のように話す。

「私がチェックするのはプロジェクトの大まかな内容と開発に携わっているエンジニア、提携企業の有無、PR力、それと調達予定額。提携先や出資者からプロジェクトの実現度を測り、エンジニアの顔ぶれで技術的な裏付けを判断する。OMGはイーサリアムの生みの親であるヴィタリックがアドバイザーに入っていたことが材料視されましたからね。調達予定額は、無駄に時価総額が膨らんで、その後の値上がりのポテンシャルが低下する仮想通貨を排除するための必須項目。10億~20億円程度の調達を目標とするICOがベストでしょう」

 一方、Z氏は徹底して実績をチェックするという。

「私はそのICO案件に携わっているエンジニアの名前で検索をかけて、どんな論文を書いているか確認します。読み込む時間はありませんが、複数の論文がヒットすれば、実績のあるエンジニアと判断でき、ICOの成功確率が高まる」

《ICO案件のここをチェックせよ!》

1 まずプロジェクトを吟味すべし

2 エンジニアの実績をチェック

3 有名企業との提携の有無を確認

4 PR力(メディア掲載)はあるか

5 調達額は10億~20億円程度か

 こうした条件を満たす注目のICOを選んでもらった。

《当たれば億万長者!? 注目ICOプロジェクト》

●Z氏注目「DropDeck」(DDD)

ICO時期 ’17年12月20日まで

売り出し価格 1DDD=0.0001ETH~

業態 企業評価のプラットフォーム

 世界中の企業の評価と資金調達をブロックチェーン上で実現するプラットフォームを構築。発行されるトークン(DDD)で世界中の企業にファイナンスを行ったりすることが可能。企業の評価、ランク付けはAIなどが収集したデータを蓄積しながら精度を高めるという。

●kuni氏注目「SwissBorg」(CHSB)

ICO時期 ’17年12月7~24日

売り出し価格 ―

業態 投資システム

 スイスのプライベートバンク発の投資ソリューション。ブロックチェーンを活用してあらゆる金融商品のパフォーマンス等を蓄積すると同時に、トークン(CHSB)での投資も可能。リターンもトークンで行う。

●kuni氏注目「GazeCoin」(GZE)

ICO時期 ’17年12月10日~21日

売り出し価格 1GZE=0.35ドル~

業態 VR・AR

 バーチャルリアリティ空間における視線追跡・計測で広告料の徴収・還元を実現する仮想通貨。ブロックチェーン技術を利用して改ざん不可能な計測データを蓄積。VR・AR用コインとして注目浴びる。 

 なお、すでにICO済みのコインは大手取引所での取り扱い開始によって急騰するケースも少なくない。コインチェックでの取り扱い開始後1か月で7倍に上昇したNEM(ネム/XEM)のような事例もあるのだ。前述のとおり、円ベースでの仮想通貨取引が活発なだけに、今後、日本での取り扱いが始まりそうなコインを海外の取引所を通じて仕込んでおくのも手。一攫千金を狙いたければ、要チェックだ!

《取引所関係者が明かす“日本未上場”の有力コイン》

●OmiseGo(オミセゴー/OMG)

東南アジアの国々で決済可能な仮想通貨として’17年6 月に売り出しを開始。SBIや三井住友グループが出資したことが当初から話題に。仮想通貨時価総額ランキングで17位にありながら、いまだ日本の取引所での扱いはなし

●Bitland(ビットランド/CADASTRAL)

ブロックチェーンでアフリカの土地登記を行うべく誕生したガーナ発の仮想通貨。ナイジェリア政府などが同プロジェクトに協力。その市場性から一時、底値から700倍に急騰! 不具合から2度にわたってICOを実施。土屋氏が保有

●Tierion(ティリオン/TNT)

TNTのブロックチェーン上にデータをリンクさせることでデータの整合性などを検証できるようにするデータ検証用プラットフォームの仮想通貨。マイクロソフトなどが出資したことで注目を浴びた。’17年にICO。Z氏、土屋氏が保有

◆ICO参加方法

 参加にはイーサリアムなどの主たる仮想通貨が必要。ICO中のコインのHPにアクセスし、応募フォームを入力。提示されたアドレスにビットコイン等を送って購入する。

1 「ICO中のサイトにアクセス」メールアドレス購入額等を入力。なかにはプロジェクトの感想を求められるICO案件も。

2 「指定されたアドレスに送金」指定されたウォレットのアドレスにイーサリアム等の仮想通貨を送金して、新発コインの購入手続きをする。

3 「ICO終了後にコイン到着」新発コインが自身のウォレットにICO期間終了後に自分のウォレットに振り込まれる。

 これで購入完了!

【億超えサラリーマン 投資家Z氏】

会社員として働く傍ら、株、先物、FX、オプション、不動産、エンジェル投資などを行い、約10億円の資産を築く。仮想通貨には1億円投入。BTC、OMG、SALT、TenXなどを保有

【ICOスペシャリスト kuni氏】

株で築いた資産を’17年から仮想通貨に投入。あらゆるICOのホワイトペーパーを読み込む。ブログ(https://medium.com/@okuda60)やツイッター(@DTkabu)で情報発信中

【イーサリアム投資家 土屋範夫氏】

人材紹介会社を経営する傍ら、仮想通貨投資を開始して億近くの資産を築くことに成功。数多くのICOにも参加。そのノウハウを生かして、仮想通貨投資に関するアドバイス業務を展開中

取材・文/アケミン、高城 泰(ミドルマン)、浜田盛太郎・池垣 完(ともに本誌)

― 仮想通貨(ビットコイン)で[資産100倍]マニュアル ―

ハーバー・ビジネス・オンライン

最終更新:2017/12/16(土) 8:50
HARBOR BUSINESS Online