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日馬富士が引退会見で隠した本音… “ふざけんな白鵬!”

2017/12/16(土) 5:56配信

デイリー新潮

「国民のみなさま、相撲ファンのみなさま、相撲協会、親方、女将さん」……。11月29日の引退会見で日馬富士がお詫びした相手の中に、被害者である貴ノ岩の名前はなかった。そこにはある「思い」が隠されていた。

 ***

 被害者への謝罪なき引退会見を受け、落語家の立川志らくはテレビ番組「ひるおび!」(TBS系)で、

「悪いとあんまり思ってないんじゃないかな」

 こう論評したが、実際、

「日馬富士は今回の結末に納得していない」

 と、日馬富士の後援会関係者は説明する。

「もちろん、貴ノ岩に暴力を振るったのは他ならぬ日馬富士自身ですが、そこに至った経緯については、むしろ自分以外に責任があると思っているからです」

 改めて暴行事件の顛末を検証すると、同月30日に相撲協会側が発表した中間報告によれば、問題の飲み会は貴ノ岩の母校である鳥取城北高校の関係者が開催したことになっている。だが、

「まず、貴ノ岩は母校に関係した飲み会ということで参加することになりましたが、白鵬(32)が彼に声を掛けなければそこに行くことはなかったでしょう」

 と、相撲協会関係者が声を潜める。

「続いて、白鵬は『貴ノ岩が悪口を言っているのは俺のことだけじゃない。あなたも言われている』と、事前に日馬富士に耳打ちした。その結果、日馬富士も貴ノ岩が来る飲み会に出向くことになったそうです」

「白鵬を『触媒』に…」

 そして、そもそも白鵬と日馬富士はそれほど親しいわけではない。

「朝青龍と白鵬の2横綱時代、日馬富士は朝青龍派でした。したがって、普段、白鵬と日馬富士はプライベートでよく飲むという間柄ではなかった」(同)

 にも拘(かかわ)らず、まるで吸い寄せられるかのように問題の飲み会で「対面」する羽目になった貴ノ岩と日馬富士。加えて、その飲み会で、最初に貴ノ岩を説教し始めたのは白鵬だったのである。それは中間報告でも明らかになっている。つまり、

「白鵬を『触媒』にする形で飲み会に参加した貴ノ岩と日馬富士が揉め、白鵬が始めた説教の煽(あお)りを受けて暴行事件に発展してしまった。日馬富士としては、事件の『お膳立て』をしたのは白鵬ではないかとの思いが拭い切れない。引退会見で、日馬富士の『加害者意識』が薄く映ったのはそのせいでしょう。彼がのみ込んだ本心は、『ふざけんな白鵬!』だったんですよ」(先の後援会関係者)

 白鵬の「白」が濁り始めているように感じるのは気のせいだろうか……。

 いずれにせよ、貴乃花親方(45)と白鵬の潰し合いは、酒を飲んで和解とはいきそうもない。

「週刊新潮」2017年12月14日号 掲載

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最終更新:2017/12/16(土) 5:56
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