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「とても嬉しかった」 北朝鮮代表DFが感激、日本ファンの粋な計らいに感謝の理由は?

2017/12/18(月) 17:10配信

Football ZONE web

北朝鮮代表のDF李栄直、東京Vファンに知ってもらうべく大会最終日に移籍を発表

 12月に日本で行われたE-1選手権(男子)は、バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本に加え、北朝鮮、中国、韓国が参加。大会で日本のファンが見せた心温まる行為に北朝鮮代表DFが「とても嬉しかった」と感謝の意を示した。

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 16日に最終戦を終えて韓国(2勝1分)が大会連覇を飾り、2位日本(2勝1敗)、3位中国(2分1敗)、4位北朝鮮(1分2敗)で閉幕。この大会に北朝鮮代表の一員として出場したのが、今季J2のカマタマーレ讃岐でプレーしたDF李栄直(リ・ヨンジ)だ。

 2013年に大阪商大から徳島ヴォルティスに加入した李栄直は、15年にV・ファーレン長崎へ移籍してコンスタントに出場。今季はカマタマーレ讃岐に在籍し、23試合2得点だった。卓越したボール奪取力とキック力に定評があり、E-1選手権の日本戦にもフル出場したが、惜しくも0-1で敗れている。

 大会最終戦の中国戦が行われた16日、李栄直が讃岐からJ2の東京ヴェルディへ移籍することが両クラブから発表された。本人も公式ツイッターで「日本代表との試合をカマタマーレ讃岐の李として試合に出場できたことがほんの少しですが恩返しになればと思います」と綴るなど思いを明かしている。

 E-1選手権の会場となった味の素スタジアムは、東京Vのメインスタジアムとして使われている。そうした背景もあり、李栄直は「自分にとって特別なE-1杯の会場味スタが来年のホームスタジアムになることとても楽しみです。ヴェルディサポーターに知っていただきたくて大会中にさせていだきました」と発表日の理由を説明した。

讃岐のファンにお詫び「申し訳ありません」

 中国との試合は1-1ドローに終わり、大会の最終結果は北朝鮮が4チーム中、失意の最下位となった。だが、李栄直は試合後のある光景に胸を打たれたようだ。

「試合終了後ヴェルディサポーターの方々横断幕ありがとうございました!! とても嬉しかったです 今日で大会もおわったのでゆっくり休んで来季に向け準備します」

 試合後に東京Vのファンが掲げた横断幕を発見した李栄直は、発表間もないタイミングながら自身を応援してくれる粋な計らいに感激したようだ。

 一方、讃岐のファンに対しては公式サイトを通じてお詫びの言葉を残し、「この一年間、結果も残せず、プロになって一番悔しい経験をしましたし、皆様にもその思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」と苦しい胸の内を明かしている。

 26歳の北朝鮮代表DFは、新天地でどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:2017/12/18(月) 22:01
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