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第2の「大江戸」温泉施設が上海に出現!

2017/12/26(火) 6:15配信

JBpress

■ 「大江戸温泉物語とは無関係」と説明

 開業式の前後、施設従業員や運営会社関係者から詳しく話を聞くことができました。

 まず誰もが最も気になっていると思われる日本の「大江戸温泉物語」との関係を尋ねたところ、資本関係や人的交流を含め「無関係」であり、「さざなみ大江戸」は完全に新規のブランドであると説明されました。上海大江戸温泉とも関係はないそうです。

 また、施設名称に「大江戸」の文字が入っている理由としては、「日本の銭湯文化をイメージさせる上で最も適した言葉であり、施設全体の趣向やテーマを示すため付けた名称に過ぎない」とのことでした。

 なお運営会社関係者によると、昨年末の上海大江戸温泉の騒動はもちろん把握しており、誤解をされないように当初は「大」の字を外して「さざなみ江戸」とする案も出たそうです。しかし、やはり「大江戸」にしないとイメージが伝わらないとの判断から、結局この名称になったといいます。

 運営会社関係者によると、施設の管理責任者は日本から招いた日本人技術者が担当するそうです。日本の銭湯施設に負けないという意気込みでハードを整え、サービス面については日本式のやり方をしっかりと従業員に学ばせてきたと語り、オープン後の運営に強い自信を覗かせました。

 今後の店舗展開についてもすでに計画を進めており、具体的な展開地として北京市、河北省、江蘇省淮安市、浙江省紹興市、湖南省長沙市などの名が挙げられました。

■ 従業員研修で東急不動産HDが協力

 施設内部のイベントスペースで催された開業式には、「漢庭(ハンティン)ホテル」に代表される中国のビジネスホテルチェーン大手「華住集団」の幹部や、日系不動産大手の東急不動産ホールディングス役員、上海総領事館の領事らが出席していました。

 式に出席した東急不動産ホールディングス役員兼東急住宅リース社長の北川登士彦氏によると、「さざなみ大江戸」側から従業員研修を相談されたことをきっかけに、関わりを持つに至ったそうです。具体的には、「さざなみ大江戸」から派遣された中国人従業員を東急不動産系列のリゾート施設で受入れ、日本でのサービス研修を行うことを検討しているとのことです。

 現時点では施設運営会社との資本関係はありませんが、こうした人材育成面での業務提携は今後も続けていくとのことです。また今後については、双方で観光分野などの広報や斡旋でも提携を発展させていく可能性もあるとの考えが示されました。

 最後に筆者の忌憚のない意見を述べさせてもらうと、日本の銭湯文化が中国で高い需要を持っていることは間違いありません。だからこそこうした施設が続々とオープンしているわけです。ということは、単純に儲かる可能性も高いのだから、日系資本ももっと中国でこうしたリゾート施設の運営に取り組む価値があるのではないかと思います。パクリかどうかで騒ぐだけではなく、この分野でいかビジネスを発展させるかについて考える方がよほど建設的なのではないでしょうか。

花園 祐

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最終更新:2017/12/26(火) 13:00
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