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「低用量ピル服用と検温は欠かさず実践」~澤穂希さん

2017/12/28(木) 5:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 ワーキングウーマンのためのイベント「WOMAN EXPO TOKYO 2017 Winter」が12月2日(土)、12月3日(日)に東京ミッドタウンで行われました。そのオープニングを飾ったのが、「なでしこジャパン」のキャプテンとしてW杯優勝を成し遂げた澤穂希さんのトークショー。「夢と目標を実現できた要因に迫る~澤穂希さんが実践してきた健康のための自己管理」と題して、一流アスリートとして、一人の女性として、夢を実現してきた澤さんならではのメンタル&フィジカル管理術を余すところなく教えていただきました。

【関連画像】「自分が苦しいときは、みんなも一緒なんです」(澤さん)

 澤さんといえば、なでしこジャパンのキャプテンとして、2011年のW杯でチームを初優勝に導いた立役者。同年度にはサッカー選手にとって最も栄誉ある「FIFA女子年間最優秀選手」にも選ばれました。2012年にはロンドンオリンピックの銀メダル獲得に貢献し、2015年にはW杯6大会連続出場というギネス世界記録を打ち立てました。

 プライベートでは2015年8月に結婚し、同年の12月に引退。現在は育児と仕事を両立しています。

 まさに「サッカー界のレジェンド」として数々の栄誉と、一人の女性としての幸せも手に入れた澤さんには、夢をかなえるために人生の節目節目で大切にしてきた「言葉」があるそうです。トークショーでは当時の心境とともに、胸に刻んできた言葉を紹介してくれました。

●「苦しいときも一人ではない」

 サッカーは前半・後半合わせて90分、さらに延長戦、PK戦、と長時間を戦い抜くスポーツです。相手が優勢だったり、思うようなプレーができなかったり……試合中には苦しい時間帯を乗り越えるタフさが求められます。そんなときに大事にしていたのが、「苦しいときも一人ではない」という言葉。

 「サッカーはチームプレーですから、自分が苦しい時間帯はみんな苦しいんです。苦しいのは自分だけじゃないんだ、みんな一緒なんだと思うと、『もっと頑張ろう』という気持ちが湧いてくるんです」(澤さん)

 周囲とともに苦しさを乗り越えるため、澤さんが心掛けていたのは「黙って背中で見せる」スタイル。

「あれこれ口出しするよりも自分が得点を決め、体を張って行動で示すようにしていました。そのほうがみんなから信頼してもらえます」(澤さん)

 2011年W杯決勝の延長戦、アメリカに逆転されても自らのシュートで同点に追いついた澤さんの姿がよみがえります。

 さらに、チームメートの頑張りも「褒める」。たとえライバルチームであっても、良いプレーをしたときは褒めていました。「褒められるとうれしいし、自信になります。相手の良さを素直に認めることも大事ですね」(澤さん)

●「プレッシャーは克服しない」

 「プレッシャーは克服しない」という言葉は意外な印象も受けますが、「誰にでも得意・不得意があって当然」だからというお話です。

 「人それぞれ得意なことは違いますし、澤穂希みたいな選手が11人いても試合には勝てません。例えば、私はあえて足が速い選手には挑まず、『絶対に人には負けない決定力』に磨きをかけていました」と説明する澤さん。例えば、2011年W杯決勝のPK戦では、5人のキッカーリストから外してもらいました。澤さんはPKが苦手なので、得意な選手が蹴るほうがチームのためになると判断したからです。

 自分をよく知り、長所を磨いていけば「大舞台のプレッシャーも跳ねのけられる」と言います。「『ここまで練習してきたんだから、絶対に大丈夫!』と自分に言い聞かせることができます。仕事の会議でも、プレゼンでもそれまでちゃんと準備をしてきたのなら、きっと大丈夫です」(澤さん)

 そういう澤さんも以前は緊張して、試合前の整列のときには手のひらに「人」を3回書き、飲み込んでいたこともあったとか。「でも、年々緊張感も楽しめるようになりました。大舞台や大事な場面に立てる特別感を楽しみたいと思っています」(澤さん)

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