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新型 “隠れ栄養失調” が急増中!「食べているのになぜ?」を栄養先生に聞く

2017/12/31(日) 11:00配信

週刊女性PRIME

食事のベストバランスへの近道

 六大栄養素も上手に生かすには、とり方にポイントが。

「1日2食や1食主義という方もいるようですが、1日24時間という地球の生理と人間の身体のサイクルから考えると、1日3食とるのがいちばん効率よく身体に吸収され、健康を保てる食べ方といえます。また食べる量は3食とも同等のカロリー、量で分けるのがおすすめです」

 栄養の割合では、炭水化物を全体の60%、残りの40%がタンパク質と脂質というのが基本。ただし、これも正しくとるには調整が必要。

「例えばタンパク質なら、必須アミノ酸が多いものを一緒に食べないと、十分に吸収されずに流れてしまいます。脂質もとりすぎれば悪者になりますし、ビタミン・ミネラルも、摂取のバランスによって働きが変わってしまいます。

 つまり、栄養は複合的に成り立っているためバランスが重要。ですから、単品ではなく、なるべく多くの食材をとるのが効率のいい食べ方といえます」

 そんな中でも、年代別の傾向として40代までの女性は鉄分、50代以降はカルシウム、60代以降はタンパク質が不足しやすいので、補給を心がけたい。

【健康につながる栄養素の組み合わせ例】
★炭水化物×ビタミンB1
ビタミンB1を一緒にとることで、糖を効率よくエネルギー源にできる。
★鉄×ビタミンC
ビタミンCが鉄の吸収をサポート。貧血の予防、改善に役立つ。
★カルシウム×ビタミンD
ビタミンDが不足しがちなカルシウムの吸収を助け、骨の代謝にも関わる。

食事内容を書き出してマンネリ&偏食を自覚する

 日々の食生活のバランスを整えていくにあたり、まずやってみてほしいのが、食事メニューを書き出す方法。

「まずは1週間、朝、昼、晩に自分が食べたメニューを記録してみてください。すると、たった7日間でも、同じものを何度も食べていることに気づくと思います。そこでピンとこない人は、2週間から1か月続けてみると、自分の食の傾向がより顕著に見えてくるはずです」

 これまでなんとなく食べていた食事内容の偏り具合が、文字にすることで明確に。

 こうして現状を自覚することが、隠れ栄養失調予防&脱出の第一歩!

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最終更新:1/13(土) 20:15
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