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“甲子園ブランド”が決め手!? 福留孝介が阪神と正式契約【2013年1月5日】

1/5(金) 7:05配信

週刊ベースボールONLINE

 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は1月5日だ。

 すでに2012年末に入団合意は発表されていたが、年明けの2013年1月5日、前ヤンキース・マイナーの福留孝介外野手(35歳)が、大阪市内のホテルで阪神と正式契約を交わした。年俸は1億5000万円。3年契約で出来高払いは最高5000万円(いずれも推定)。

 DeNAが阪神を上回る好条件を提示したと言われているが、PL学園高、日本生命と、アマ時代の6年間を関西でプレー。中日時代は03年、05年とセ・リーグを制覇した阪神の甲子園での圧倒的な強さを知っている。

「若い時代にプレーした関西のチームで、すんなり入っていけると思った」と、福留は阪神を選んだ理由を語った。

 さらに、こうも付け加えた。「阪神は強かったですからね。僕が中日にいた当時は、やっていていやらしいチームだった」。その「いやらしさ」は攻守走すべての面で感じられたという。

 しかし2012年の阪神と言えば、攻守走すべてに淡白で、阪神ファンはそこにいつもイライラさせられてきた。福留の、阪神についてのかつての印象は、うがった見方をすれば「それがないと阪神じゃないよ」という、ナインへのメッセージとも取れないこともない。

 阪神・和田豊監督は「福留が来てくれたことで、今オフの補強は打倒ジャイアンツへ向けて戦える戦力をもたらした。外野の守備力と勝負強い打撃。この両方を担ってくれる選手だと思っている」と、早くも皮算用。「打倒ジャイアンツ」は、いささか気が早いと思うのだが、それほど福留加入がうれしかったということだろう。

写真=前島進

週刊ベースボール

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