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なぜ昨季ではなく、今季決断したのか? 浦和加入のDF岩波が明かした「移籍の舞台裏」

1/11(木) 22:00配信

Football ZONE web

2年越しのラブコールを受けて神戸から加入 大きかったネルシーニョ前監督の存在

 16年のリオデジャネイロ五輪のメンバーに入ったセンターバックは、J1 浦和レッズから2年越しのラブコールを受けての加入だった。11日に新加入選手の記者会見を開いた浦和にJ1ヴィッセル神戸から加入したDF岩波拓也は「ロシアも意識したい」とワールドカップへの思いも語った。

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 浦和の強化責任者である山道守彦強化本部長は「岩波選手は2年間ラブコールを送ってきた選手。センターバックであってもつなげるし、縦パスも付けられる。代表を目指してほしいし、チームを引っ張ってほしい」と期待を込めた。

 その思いは岩波も同様だった。浦和にはDF槙野智章、MF遠藤航といったバヒド・ハリルホジッチ監督の日本代表に選出回数の多い選手たちがいる。最終ラインで共闘する存在であり、場合によればポジションを争うライバルになり得る存在に対し、岩波は「物差しになる存在だし、そういう選手がいることで代表監督もスタッフも、試合を多く見に来てくれる」と、プラスに捉えていることを話した。

 山道本部長の言葉を裏返せば、昨季には浦和への移籍を決断しなかった理由があるということになる。岩波は、神戸の指揮を執っていたネルシーニョ前監督の存在を挙げた。

神戸の同僚で元浦和DFが移籍を後押し

「ネルシーニョがもう1年やるということで、その時はもう1年神戸でやるという気持ちになりました。自分からボールを奪いに行く姿勢を毎日要求されて、そこで成長した部分もあると思います」

 守備を学んだ智将が神戸を去り、岩波は浦和移籍を決断したという。また、神戸のチームメートで元浦和のDF高橋峻希からも「レッズに行けと言われました。もう一つ上のステージで挑戦しろと」という後押しがあったことも明かしている。

 岩波は改めて「同世代が代表に入っていることは特に意識しないですが、自分も五輪までずっと代表でやってきたので、ロシアも意識したいです」と、6月のワールドカップ本大会メンバー入りに向けた野心を露わにしている。ハリル監督が直接視察する回数も多い浦和で活躍することが、大逆転での本大会行きへ最低条件になりそうだ。

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:1/11(木) 22:34
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