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【背番号物語】「#26」江夏豊ら逆境に輝く好投手の魂

1/12(金) 11:06配信

週刊ベースボールONLINE

背番号は選手たちの「もうひとつの顔」だ。ある選手が引退しても、またある選手がその「顔」を受け継ぐ。その歴史を週刊ベースボールONLINEで紐解いていこう。

不屈の投手たち

 中日の初代は石丸進一。1941年に兄の藤吉がいた名古屋に入団し、その兵役で空いていた二塁手に。兄の復員もあって2年目から投手に回り初登板初完封、3年目にはノーヒットノーランも達成したが、そのオフに応召。特攻隊に志願し、終戦から約3カ月前、南海上で戦死した。多くのプロ野球選手が戦火に消えたが、特攻で散った唯一の選手だ。

 戦後、その魂を受け継ぐかのように多彩な好投手が「26」を背負ったが、逆境に立ち向かい、独特の光を放った不屈の投手たちばかりだ。エリート系は巨人の内海哲也とDeNAの濱口遥大ぐらい。内海はエースの称号にこだわり、一時期はエースとして君臨。初代でもある祖父の背番号を“相続”した珍しいケースでもあるが、その内海もまた、近年は故障や不振に苦しみ、復活に選手生命を懸ける。

【12球団主な歴代背番号「26」】
巨人 内海五十雄、中村稔、西本聖、西山一宇、内海哲也☆

阪神 奈良友夫、渡辺省三、工藤一彦、江草仁貴、呂彦青☆(2018~)

中日 石丸進一、徳永喜久夫、佐藤政夫、落合英二、井領雅貴☆

オリックス 藤井道夫、小林晋哉、伊藤隆偉、岩下修一、東明大貴☆

ソフトバンク 村上一治、藤田学、松中信彦、川原弘之、吉住晴斗☆(2018~)

日本ハム 久保田治、江夏豊、西村基史、糸井嘉男、淺間大基☆

ロッテ 坂本文次郎、大塚弥寿雄、小俣進、小川博、和田孝志

DeNA 宮崎剛、近藤和彦、田代富雄、佐伯貴弘、濱口遥大☆

西武 河合保彦、金森栄治、鹿取義隆、星野智樹、川越誠司☆

広島 木下強三、江夏豊、山本和男、廣瀬純、中田廉☆

ヤクルト 石岡康三、井原慎一朗、秦真司、河端龍、久古健太郎☆

楽天 有銘兼久、金刃憲人、渡辺直人☆(2018~)
(☆は現役)

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