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「テニスをもっとメジャーに!」美女プレーヤー加藤未唯が熱く叫ぶ

1/12(金) 18:45配信

webスポルティーバ

加藤未唯インタビュー 後編

 2017 年シーズンに、加藤未唯(みゆ)の名前が一躍有名になったのは、1月のオーストラリアン(全豪)オープン女子ダブルスでベスト4に進出した時だ。穂積絵莉とのダブルスには”えりみゆ”というニックネームも付けられた。

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 ただ、加藤は喜んでいるだけではなかった。ダブルス選手の境遇や、テニス自体が日本ではまだメジャースポーツとは言い難い現実に対して、さらに2018年シーズンの目標について、心に秘める思いがたくさん詰まっていた。ふだん、不思議系キャラに見られがちな加藤だが、今回はあまり見られない”熱い加藤”を見ることができた。

――2017年オーストラリアンオープンでは、穂積絵莉さんと組んだ女子ダブルスで初のベスト4進出と素晴らしい結果を残しました。あらためて振り返ってどうでしたか?
 
(2017全豪女子ダブルス)
1回戦    7-6(3)、7-6(3)ペレス/タンドラムリア
2回戦   3-6、6-3、6-3  コルネ/リネッテ
3回戦   6-3、2-6、6-2 ミルザ/ストリコバ
準々決勝  6-3、6-3  ルチッチ-バローニ/ペトコビッチ
準決勝   2-6、6-4、4-6  マテックサンズ/サファロバ

加藤 正直、私、シングルスでは予選1回戦で負けて、ダブルス(1回戦)まで1週間ちょっとあったんで、始まるまでは、ん~、そこまで乗り気ではなかったんですよ。次の大会のシングルスのことも考えていたけど、まっ、グランドスラムやし、頑張ろうって。
 
 1回戦はいいプレーができなくて苦しい展開で勝てた。2回戦も劣勢で負ける寸前だったんですけど、いいプレーができました。コルネはシングルス(大会時28位)で上の選手ですけど、打ち合っていても負けている気はしなかったし、ダブルスでは通用するなと感じたので、勝てて嬉しかったです。

 3回戦では、(マルチナ・ヒンギスとのペアを組んだ)ミルザに過去3回負けていたので、今回はパートナーが違うので、今回こそ勝とうよと話していました。引かずに押していこう、自分から仕掛けないと、また同じ目に遭(あ)う。強くそう思って試合に入ったけど、初めてミルザからセットを取ることができたし、ファイナルセットでも自分たちのプレーができた。あれはすごく嬉しかったですね。

 準々決勝では、ルチッチ(32位)もペトコビッチ(98位)もシングルスでは強いけど、ダブルスプレーヤーじゃないというのが、すごく私たちには自信になったし、打ち負けないようにしました。
 
 1回戦以外は、すごくいいプレーができていて、すごくよかった印象が残っています。私たちが、そこまで実績がなかったので、もしかしたら一体何者だというのもあっただろうけど。あの感覚は絶対忘れてはいけないと思っています。あの感じでやれば、優勝も見えてくるだろうし、ポーランドでツアー初優勝(2016年4月WTAカトヴィツェ大会)した時より5倍ぐらいはよかった。一大会通して調子がいいなんて、ほぼなくて、よい日もあれば悪い日があるものですから。

――シングルスとダブルスで違いますけど、感覚としては、2017年ジャパンウィメンズオープンのシングルス(準優勝)より、全豪ダブルスの方がよかったんですか?

加藤 心地よかったのは、もちろん全豪ですね。ジャパンウィメンズでは自分を抑えていたので。どっちが嬉しいかといったら、ジャパンオープンですけど、気持ちを表に出していたのは全豪だったので、心地はよかったですね。

 喜びたい時に喜んだ方が、次の入り方も結構気持ちがいい。怒りの感情は出さない方がいいと思いますけど、やっぱりそれでも、そこ(試合中の感情の揺れ動き)がテニスの面白いところでもあると思うんですよね。

――基本的に加藤さんは感情を表に出した方が、いいプレーにつながることが多いタイプの選手なんですね。ジャパンウィメンズの時は、怒りを抑えていたのですか。

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