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ウーマンラッシュアワー村本大輔が知っておくべき「中国の侵略史」

1/12(金) 11:30配信

デイリー新潮

日本と中国どちらが侵略回数が多いのか

 時事ネタを扱った年末の漫才で話題を呼び、また「朝まで生テレビ」での発言が物議を醸しているのがウーマンラッシュアワーの村本大輔氏だ。「朝生」では、「尖閣を(中国に)取られてもいい」と言い、また沖縄はもともと中国のものだったという認識を表明したことから、彼の歴史認識そのものが問われる事態ともなっている。

 そんな中、4日、村本氏は自身のツイッターでこんな疑問を表明した。

「その前におれも純粋な疑問なんなけど、なぜ侵略してくると思ってるんだろう、歴史からしたら、って言うけど、日本と中国、どっちが多く過去にほかの国を侵略したんだろう。中国の友達と話したらそんなことを言っていた、侵略するわけない、いまイケイケなのに、デメリットしかねーわって」(原文ママ)

 要は、現在「イケイケ」の中国が、日本を侵略してくるわけがないのでは、という疑問を呈しているのである。この場合の「日本」と「中国」あるいは「ほかの国」の定義がどうなのかは不明なので、村本氏の疑問は大雑把すぎるかもしれないが、とりあえず国連発足後の「日本」と「中華人民共和国」を比べてみたらどうだろうか。要は現在の国際秩序が生まれて以降の話である。そして、それを知れば村本氏もなぜ、今なお多くの人が「中国の侵略」を心配しているのかがわかるかもしれない。
 
 テキストは『歴史問題の正解』(有馬哲夫・著)。有馬氏は早稲田大学教授で公文書研究の第一人者である。
 
 同書の第9章のタイトルはズバリ「現代中国の歴史は侵略の歴史である」。村本氏の疑問に正面から答える形となっている。有馬氏は、2014年に公開されたダグラス・マッカーサー記念アーカイヴズ所蔵の文書(「アメリカ極東軍司令部電報綴1949-1952」)を読み解くと、1949年に生まれた現在の中国が、誕生直後から「極めて貪欲にアジアの周辺諸国に侵略の手を伸ばし、これらの国々の間に紛争を起こしていく姿が鮮明に浮かび上がってくる」としている。

 以下、同書をもとにその侵略の姿を見てみよう(引用はすべて同書より)

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最終更新:1/12(金) 18:14
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