J1ジュビロ磐田のポーランド人GKカミンスキーが、昨年のJリーグにおけるベストイレブンを選出。Jリーグ公式YouTubeチャンネルでその様子を公開した。来日3シーズン目を戦い、チームの6位躍進に貢献した不動の守護神はどんな11人を選んだのだろうか。
【動画】Jリーグ公式が公開! ポーランド人GKカミンスキーが選ぶ、最高の11人「マイベストチーム」
4-4-2のフォーメーションをチョイスしたカミンスキーは、まず同じGKのポジションにガンバ大阪の日本代表GK東口順昭を選んだ。今季10位と中位に沈んだものの、「負けた試合でも光った存在になるようなビッグセーブを見せてくれました」とそのプレーを称えている。
4バックは、右SBに「ドリブルが上手くて彼のクロスは非常に脅威」と紹介した川崎フロンターレのDFエウシーニョを選出。センターバックは「二人とも似たようなタイプで、体の強さとヘディングの強さを持っています」と紹介した鹿島アントラーズのDF昌子源と、セレッソ大阪のDF山下達也をチョイスした。左SBも右のエウシーニョと同様、ドリブルとクロスを称賛した川崎DF車屋紳太郎を選んでいる。
中盤はボランチタイプを4枚並べる独特なセレクトとなった。右から浦和レッズのMF阿部勇樹、川崎MF中村憲剛、G大阪MF井手口陽介、鹿島MFレオ・シルバを並べ、いずれもテクニックや広い視野を持っている選手とした上で、特にレオ・シルバについては「サイドチェンジの質は彼がJリーグで一番」と称賛している。
そしてGKとしては最も手を焼く存在である前線の2トップには、昨季の得点王&MVPを受賞した川崎FW小林悠と、自己最多22ゴールで得点ランク2位のC大阪FW杉本健勇を選出。「彼らのゴールが両チームに勝利をもたらした」と、タイトル獲得に大きく貢献したストライカーの名前を挙げた。
ちなみにカミンスキーは昨季、この二人と対峙したリーグ戦4試合で、小林にはゴールを許さなかったものの、杉本には第23節のホームゲーム(1-1)で華麗なボレーシュートを決められた。カミンスキー自身が一歩も動けなかった一撃の残像が、脳裏に焼き付いているのかもしれない。
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
最終更新:1/13(土) 15:56
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