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「浅野ゆう子結婚」を浅野温子が祝福 ドラマ「抱きしめたい!」を布施博が振り返る

1/14(日) 6:01配信

デイリー新潮

W浅野の誕生

 浅野ゆう子(57)が1月11日、所属事務所を通じて結婚をFAXで報告した。相手は「同世代の一般男性」としか明かさなかったが、世論は“静かな反響”で祝福しているようだ。

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 事務所は会見や挙式、披露宴の予定は「ない」とする。お相手は業界関係者との声もあるという。浅野は戸籍上なら初婚だ。しかし故・田宮五郎との“事実婚”はあまりに有名だろう。14年に47歳で亡くなった田宮の最期をしっかりと看取った。

 今回は、その上での慶事となる。まさに人生いろいろ。芸能界にしては、珍しく奥行の深い結婚報道と受け止められた方も多いだろう。

 となれば、当然ながら浅野ゆう子とは同学年の浅野温子(56)の登場だ。所属事務所を通じて「ご結婚おめでとうございます! とにかくとにかくおめでたいです」と喜んだ。極めてシンプルな文面だが、なればこそ万感が伝わってくる。

 改めて振り返る必要もないだろうが、1988年に放送されたテレビドラマ「抱きしめたい!」(フジテレビ系列)は、まさにドラマ史の歴史を書き換えた、伝説的な番組と形容しても過言ではない。

「週刊新潮」は昨夏、別冊「昭和とバブルの影法師」(17年 8月30日号)を発行。ここに「百花繚乱『バブル女優』列伝」のワイド特集を組み、その中に「ドラマ『抱きしめたい!』で『W浅野』がライバル心バチバチ」を掲載した。

 現場の雰囲気をリアルに振り返るのは、今では重鎮となった製作スタッフと、共演した布施博(59)だ。「W浅野誕生秘話」を一気に全文をお届けしよう。以下、肩書きや年齢は別冊「週刊新潮」17年 8月30日号の発売当時のものである。

男に媚びることのない女性像

 トレンディドラマ『抱きしめたい!』(1988年7~9月放送)で、一大ブームを巻き起こしたW(ダブル)浅野。女性誌が「憧れの女性」や「好きな女優」なんていうアンケートをやれば、浅野温子(56)と浅野ゆう子(57)が1位、2位を独占したものである。撮影現場での思い出話を、制作スタッフと共演者が振り返る。

 W浅野がドラマで演じたのは、美人でおしゃれ、スタイル抜群、飾らない性格、男に媚びることのない自立した女性である。当時の女子大生やOLは、「ああなりたい」と、2人の一挙手一投足を真似たものだ。

 そもそもバブル期以前のテレビドラマは、刑事モノや時代劇、ホームドラマが主流だった。『抱きしめたい!』でプロデューサーを務めた山田良明氏(現・共同テレビ相談役)は、

「あの頃は、F1層(20~34歳の女性)が一番テレビから遠ざかっていた。というか、彼女たちが見たいドラマがなかったんです。そこで、この層をターゲットにして作ったのが『抱きしめたい!』でした」

 演出を担当した河毛俊作氏(現・フジテレビエグゼクティブディレクター)も言う。

「あのドラマで撮りたかったのは、現実そのものの暮らしではなく、一歩先にあるリアルな憧れでした。例えば、電飾の多用ですね。当時は街にあまり電飾がなく、夜の街もずいぶん寂しかった。そこで電飾の看板を作って、渋谷や青山のロケ地にわざわざ持って行って撮影したんです。それから近いうちに絶対来るだろうと思って、小道具に自動車電話、今の携帯電話を使ったりしました」

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最終更新:1/14(日) 6:01
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