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LG21、ガセリ菌…どう違うの?機能性ヨーグルトの新商品を試してみた

1/15(月) 15:50配信

女子SPA!

 機能性を謳ったヨーグルトが増えていますよね。とはいえ、「ガセリ菌」とか「LG菌」とか「ラクトフェリン」とか言われても、「それって何?」って思いませんか?

 次々といろいろな乳酸菌が登場してきても「じゃあ今までの物は一体?」と謎に思ってしまいます。

 そこで、今回は機能性ヨーグルトの「機能」をご案内しながら、オススメの選び方と、最近発売された商品をご紹介したいと思います。

◆機能性ヨーグルト、何が違うの?

 そもそもどうして機能性ヨーグルトがこんなに出てきたかと言いますと、2015年に「機能性表示制度」という制度ができたから。これにより、一定の条件をクリアすれば、企業や生産者の責任で健康効果や機能をPRできるようになったのです。

 ヨーグルト界では、各社がオリジナルな乳酸菌から得られる「機能」つまりは効用を謳うようになったのですが「え、じゃあ乳酸菌ってどれくらいあるの?」と疑問に思いませんか?

 調べてみると、乳酸菌はわかっているものだけで5~600種類もあるとか。それぞれのメーカーは、この多くの乳酸菌の中から、自社で保有しているオリジナルの乳酸菌や、新しく開発した乳酸菌の機能(効用)にフィーチャーして商品化。乳酸菌の名前を出しながら「花粉に効く」「胃腸にいい」などと謳っているわけなのです。

 おなじみの商品で申しますと、雪印メグミルク「恵」には、日本人由来の乳酸菌ガセリ菌SP株が入っていて、生きて腸に届くだけでなく、長くとどまり、内臓脂肪を減らす機能があるのだとか。

 明治の「プロビオLG21」には、明治の保有する約2500種類以上の乳酸菌ライブラリーの中から発見されたLG21乳酸菌が入っていて、他の乳酸菌よりも「胃で生き残る力が強い」。ピロリ菌除去にも効果があるとされ、私も胃炎時に愛食していました。

 森永乳業の「ビヒダスBB536」には、健康な乳児から発見された「ビフィズス菌BB536」が入っていて、他のビフィズス菌に比べると、酸や酸素に強く生きたまま大腸にまで到達することができ、大腸がんのリスク因子といわれるETBF菌を排除するなど発がん予防の効果がある…などなど。

 以上が、企業が謳う「機能」ですが、これら既存の商品は皆さまもご存じだと思うので、今回は最近のニューカマーの中から、私が試食してよかった3つをご紹介していきましょう。

◆注目の新商品!選ぶポイントは?

【プラスイートヨーグルト】

まずは、ヤスダヨーグルトの「プラスイートヨーグルト」。

 ヤスダヨーグルトは、プレーンヨーグルト界では最高ランクの美味しさと評判で、元力士の朝青龍もヤスダヨーグルトファン。「近所のスーパーに入荷すると全部買い占めてしまう」と言うのをテレビで見た記憶がありますし、以前取材した「CAが選ぶ全国のオススメお土産」でもベスト3に入る人気ぶりでした。私も大好きなのですが、なかなか見かけないのが難点です。

 今年新発売された「プラスイートヨーグルト」は、新潟県産生乳を使用したプレーンヨーグルトに「ガラクトオリゴ糖」をプラス。「ガラクトオリゴ糖」は、おなかの中の乳酸菌を増やして元気にしてくれる…というのですが、私も便秘時にはプレーンヨーグルトにオリゴ糖を足すので、理に叶った機能だと感じました。

 ヤスダヨーグルトは、「プレーンでも美味しすぎるので、糖分を足すのはもったいないし、甘すぎるかな」と心配したのですが、一口食べたら止められず、滑らかな甘さで一気に完食。めちゃくちゃ美味しいのでヨーグルト好きの皆様に強く推させていただくとともに、便秘気味の方にもオススメします。

【ロイテリヨーグルト】

 続いては、オハヨーの「ロイテリヨーグルト」(オハヨー乳業)。

 知らなかったのですが、オハヨーはお菓子のカバヤ食品と同じグループなのですね。カバヤファンなので試してみました。9月に発売された「ロイテリヨーグルト」は、生きたロイテリ菌を含んでいる機能性ヨーグルト。

 ロイテリ菌とは、ヒト由来のカラダに定着しやすい乳酸菌。「ロイテリンという抗菌物質を作り出し、有害な菌の発育を抑えるとともに、体に良い影響を与える菌にはダメージを与えない上、ビフィズス菌などの有益な菌と共存することが報告されている」とか。つまり、ロイテリ菌が生きていることで、菌全体のバランスが良好に保たれるらしいです。

 味はクリーミィでリッチ。食べ応えがあり、一個でかなりおなかが持つので、職場のおやつにもオススメです。なお、「砂糖は使用せず、キシリトールを使用」というのも売りの一つですが、個人的には人工甘味料は控えてくれたらベターという印象を持ちました。

【iMUSE生乳ヨーグルト】

 最後は、小岩井乳業の「iMUSE生乳ヨーグルト」。

 実は、私は普段は小岩井のプレーンヨーグルトを愛食する「小岩井派」です。理由は、原材料が生乳100%で安心だから。

 皆様も、ヨーグルトを買うときにチェックしてほしいのですが、原材料が「生乳」のみか、「乳製品」や「乳清たんぱく」が含まれているか、糖分や添加物はどうかなどは知って選ぶといいと思います。小岩井の「生乳100%ヨーグルト」はその点、生乳だけで作られているのでとても安心できるのです。

 その小岩井が8月に新しく出したのが、「iMUSE(イミューズ)生乳(なまにゅう)ヨーグルト」。こちらは生乳100%ではないですが、食べきりサイズの商品で生乳60%はかなりのハイクオリティ。

 キリン・小岩井乳業・協和発酵バイオが共同研究を行っている「プラズマ乳酸菌」を配合している商品ということですが、「プラズマ乳酸菌」というのはプラズマサイトイド樹状細胞から名付けられたカラダの中でほんのわずかしか存在ないながらも、「非常に重要な役割を果たす存在」なのだとか。

 味は生乳の割合が多いだけに、かなりクリーミー。小岩井のプレーンヨーグルトよりもこってりと甘く、贅沢なデザートを食べているような感覚でした。

…以上、新製品を3つご紹介しましたが、最後に機能性ヨーグルトを食す場合のポイントについて書いておきますね。

<ポイント3つ>

1. 乳酸菌は機能も大事だが、体との相性も大事。自分に合ったものを選ぼう

2. 乳酸菌が住み着くまで、一週間は同じヨーグルトを食べ続けるのがポイント

3. メーカーの推す「機能」を見るだけでなく、添加物等のデメリットがないかをチェックする姿勢を持とう

 いろんなヨーグルトを試して、健康美人になりましょう。

<TEXT・PHOTO/にらさわあきこ>

女子SPA!

最終更新:1/15(月) 22:33
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