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広島 黒田博樹が抜けた穴を見事に埋めた豪腕助っ人エース コルビー・ルイス vol.2

1/18(木) 6:03配信

広島アスリートマガジン

07年オフ、当時絶対的エースの黒田博樹がメジャー移籍したカープ投手陣は危機を迎えていた。
しかし、翌08年に入団した新助っ人右腕・ルイスは、豪速球を武器に勝ち星を重ねていった。
カープ史上最強助っ人右腕、そしてエースと呼ばれ始めた当時の独占インタビューを紹介する。


[広島アスリートマガジン 2008年10月号掲載]

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─ 今季クライマックス・シリーズ進出を争う中で、ルイス投手も期待を感じていますか?

「シーズン終盤でも開幕の第一戦目でも、期待感というのはマウンドに上がりさえすればどの試合でも同じです。ファンは勝って欲しいという期待を込めて試合を見ていますし、もちろん自分自身もその期待を持って試合に臨んでいます。
そういう意味ではどんな時期でも1試合1試合勝っていかなければいけませんし、その相手が阪神であろうと横浜であろうと変わりません。
自分の仕事をしっかりとして勝ちを重ねていく。私は先発ですので、しっかりとクオリティースタートをする。それが私に与えられた役割ですし、それを1年間通して最後までしっかりやっていけば、おのずとチームにも自分にもいい結果がついてくるのではないかと思います」


─ ここまでの投球を見ていると、残した結果はもちろん、チームに与える精神的な影響でも『エース』と呼ぶにふさわしい活躍をされています。
入団会見では「黒田(博樹)の穴を埋めるようにしたい」とも仰っていました。

「シーズン当初には『黒田と同じような活躍を期待している』ということをみなさんにも言われました。自分としては黒田投手と自分は違うタイプの投手だと思っていますし、直接的に比べるのは難しいことだと思いますが、黒田投手はこの球団で何年も期待に応える成績を残してきました。
そういう投手と比べられるのはとても光栄なことです。
今になって周囲のみなさんに黒田投手と同じくらい、またはそれ以上の投球をしていると言っていただけるのであれば、これ以上ない光栄なことだと思います。私もこのチームでできる限り長く、彼が残した足跡を辿ることができれば本当にうれしいですし、ファンにとっても、そして私を獲得したカープのフロントにとっても満足してもらえるのではないかと思います。
まだシーズンは残っているので、これから自分がどれだけの投球を続けられるかは分かりません。黒田投手と同じような成績を残すのは難しいことですが、同じようなパフォーマンスができていると評価していただけるなら本当にうれしいことです」






(広島アスリートマガジン2018年1月号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)



▼ コルビー・ルイス
1979年8月2日生、アメリカ出身。
レンジャース-タイガース-アスレチックスを経て08年に広島入団。5月に月間MVPに輝くなど序盤から好投を続け、チームトップの15勝、防御率はリーグ2位となる2.68、最多奪三振に輝くなど黒田退団直後に助っ人エースとして実力を見せつけた。
翌09年は球団助っ人投手としては2人目の開幕投手を務めるなど11勝、2年連続の最多奪三振賞を獲得。2年間の在籍ながらもファンに大きなインパクトを与えた。広島退団後は古巣レンジャースに復帰し長年先発として活躍。17年限りで引退し、レンジャースのGM特別補佐に就任した。



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