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「宇宙人!?」ミシガン州を突如襲った謎の光の正体は...

1/18(木) 17:06配信

ニューズウィーク日本版

不気味に光る空と消えた謎の物体

1月16日夜、何の前触れもなくアメリカ・ミシガン州が揺れた。震度2の揺れとともに同州南東部の空は明るく輝き、住民たちは何が起こっているのか理解できなかった。

「地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る」

運転中に謎の光に遭遇したダニー・マクウェン・ジュニアは「火花を散らしながら爆発した。私はどうしていいか分からなかった。どこからともなく現れた炎が消え、空がこんなにもオレンジ色になっていて奇妙な光景だった」と地元紙デトロイト・ニュースに語った。

この瞬間を捉えた映像は街に設置されていたカメラや住民によって多数報告されている。不安に駆られた住民からは、「ミシガンにヒットしたのは流星?爆弾?UFO? 何が起きているの?」と困惑の声が挙がった。

正体は激レア流星

NASA(アメリカ航空宇宙局)は、午後8時8分に隕石が大気圏に突入したと発表。米地質調査所(USGS)によると、この流星は南東部のニューヘブンという村の上空を約8キロメートル進んだ。「これは間違いなく流星だ」と、アラバマ州のマーシャル宇宙飛行センターのビル・コークは説明している。

コークの見方では、ミシガン上空を横切った流星は直径1~2ヤード(約1~2メートル)の大きさと言う。大気圏に突入し、高温になり火球として光を放ちながら溶けた。コークが言うには、この大きさの物体は少なくとも1カ月に1度は大気圏に突入している。ただ、ほとんど人の目につくことはない。「ミシガンのような地域で、非常にレアだ」

流星の出現直後からSNSには、流星が明滅する様子を捉えたビデオが溢れた。盛り上がりは過熱し、なんと流星自体を名乗る「The Michigan Meteor」といツイッターアカウントまで出現した。

NASAの説明では、流星は大気との摩擦によって白熱し、数秒間輝きながら燃え尽きるのが流れるように見える。一方、隕石はこれが地表に落下したものだ。

ミシガンの流星についてコークは「恐らく南東部に隕石がある」と予測する。ここからは「メテオハンター(流星ハンター)たちの力の見せどころだ」

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

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