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蓮舫はセウォル号の船長か 泥船から立憲民主に遁走

1/18(木) 5:58配信

デイリー新潮

 泥船から我先にと逃げ出したのは、あまりに節操がないのではないか。民進党の代表も務めた蓮舫参院議員(50)が、枝野幸男代表率いる立憲民主党に移籍した。とはいえ、去り行く彼女を引き留める人は、民進党内にゼロだったという。

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 暮れも押し詰まった昨年の12月28日、立憲民主党は役員会を開き、蓮舫参院議員の入党を承認した。

 昨秋の総選挙後、立憲民主党への移籍組は蓮舫参院議員を含め6人。所属する衆参の国会議員は62人を数え、民進党の57人を上回り、野党第1党の地位を確保している。

「蓮舫さんが、初めて公に立民入りをチラつかせたのは、12月14日に行われた民進党の両院議員懇談会後でした。大塚耕平代表が進める党改革案に反発し、“近く枝野さんに会って、どういう政党か聞いてみたい”と言い出したのです」

 と解説するのは、政治部記者。

「でも、実は、総選挙の段階で、立民入りの意向を持っていました。最初は、もう一度脚光を浴びられるかもしれないと、蓮舫さんは小池百合子都知事が立ち上げた希望の党に移ろうとしていた。でも、“排除リスト”に、盟友である野田佳彦元総理と手塚仁雄(よしお)衆院議員の名前が載ったことに加え、希望の党の失速で取り止めました。結局、野田さんは無所属、手塚さんは立民から総選挙に臨んだわけですが、そのころから、蓮舫さんは、立民入りを念頭に置くようになったのです」(同)

トラブルメーカー

 どうやら、どこの党に行けば、いかに目立てるかだけを考えていたようなのである。

 別の政治部記者にも聞くと、

「蓮舫さんは、“二重国籍問題”に真摯に対応しようとせず、なかなか批判が収まりませんでした。さらに、彼女が代表として挑んだ昨夏の都議選でボロ負けし、民進党の地盤沈下は止まらなくなった。低迷のきっかけをつくった張本人なのに、セウォル号の船長のように我先にと泥船から逃げ、立民に移るのは無責任だとの批判は免れません。蓮舫さんはその批判をかわすため、党執行部との対立構図を印象づけ、立民入りは仕方がないという雰囲気をつくり出そうとしたのではないでしょうか」

 しかし、そんな猿芝居まで打ったのに、移籍先の立憲民主党からそれほど歓迎されているわけではないという。

「トラブルメーカーの蓮舫さんが来ると、せっかくの上り調子なのに、立民に負のイメージがついてしまうと危惧する議員もいます。枝野代表自身も、“彼女が来て、得になることはない”と言っているくらいです」(同)

 一方、民進党から離党を惜しむ声は聞こえてこない。

 民進党のある参院議員が明かす。

「蓮舫さんは立民入りを匂わせてから、大塚代表や増子輝彦幹事長をはじめとして誰からも慰留されず、電話すらかかってこなかったそうです。党内で、本人が冷たい目で見られていたことは確かですから。しかし、蓮舫さんは、そのことについて、“みんな、ひどい”“冷たいよね……”などと寂しそうに話していました」

 厚顔無恥で目立ちたがり屋の政治家に、党を移ったからといって何を期待すればいいのか。

「週刊新潮」2018年1月18日号 掲載

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最終更新:1/18(木) 5:58
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