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森保ジャパンの屈辱的な大敗は、ウズベキとの実力差だけが原因なのか

1/20(土) 17:30配信

webスポルティーバ

 これだけ手も足も出ないと、悔しさを通り越し、もはや清々しさすら感じる大敗である。

【写真】玉田圭司が考える、ハリルJの戦い方

 中国で開催されているアジアU-23選手権は準々決勝が行なわれ、日本はウズベキスタンに0-4で敗れた。23歳以下のアジア王者を決める大会に、登録メンバー全員が21歳以下のU-21代表で臨みながら、グループリーグを3戦全勝で勝ち上がってきた日本だったが、最後は力の差を見せつけられての終戦となった。

「ウズベキスタンと我々日本代表の現時点での力の差が出た結果になった」

 森保一監督も開口一番、完敗を認めるしかなかった。報道陣からの、力を出し切れなかったのではないか、との問いにも「そうかもしれないが、個の局面でも、チーム力としても、(実力差は)この結果どおりだったと思う」と潔(いさぎよ)かった。

 率直に言って、試合開始からほどなく、両者の力の差ははっきりとピッチ上に浮かび上がった。

 お互いが様子をうかがうようにジャブを繰り出し合っているように見えるのだが、こちらのパンチは完全に防がれている(あるいは、打ち損じている)のに対し、相手のパンチはガードの上からでも確実に効いている。一見互角の攻防も、ジワジワと後退させられていたのは日本だった。

 ウズベキスタンの選手たちは、荒れたピッチにもかかわらず、速いパスを正確につなぎ、中盤でのボールの奪い合いでは、力強く体を寄せてきた。あらゆる意味でのスピード、パワーにおいて、ウズベキスタンは日本を上回っていた。

 なかでも、とりわけ彼我(ひが)の差を突きつけられたのは、相手の状況や試合の流れを見極める能力である。森保監督が語る。

「(ウズベキスタンは)最初はあまりプレッシャーをかけてこようとしていなかったと思うが、我々のビルドアップに対して少しプレッシャーをかけて、そこで日本が少し慌てたなと思ったその流れからは、プレッシャーをかけ続けてきた。ウズベキスタンの選手たちは、試合の流れをつかむ能力を持っている。そこは見習わなければいけない」

 CKの流れから許した先制点はともかく、その後のわずか10分足らずの間に失った2、3点目は、いずれも日本がマイボールを自陣で奪われてのものだった。そもそも実力差があるうえに、試合運びの巧拙(こうせつ)にまで差があっては、大敗もやむを得なかった。

 3バックの中央を任されたDFの立田悠悟(清水エスパルス)曰く、「相手の速さや強さが上回って、自分たちが後手に回ってしまったのが一番の敗因。戦術どうこうというよりは、個人のところで負けたかなと思う」。また、DF古賀太陽(柏レイソル)曰く、「球際のところや、一つひとつのスピードが自分たちより相手のほうが上だった。すべてに関して上回られたことは悔しいし、情けないという気持ちが強い」。

 負けた選手たちが強がりひとつ言うことのできない、まさにぐうの音も出ない完敗だった。

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