ここから本文です

香川真司が「オーバメヤンのいないドルトムント」で求められること

1/21(日) 8:21配信

webスポルティーバ

 ブンデスリーガ第19節、ヘルタ・ベルリン対ドルトムント戦で、香川真司が今季リーグ戦4点目を挙げた。だが、結果は1-1で、ドルトムントは今年に入って2戦連続の引き分けとなった。

【写真】ネイマールが「破局と復縁」を繰り返す美人女優

 去年の最終戦だったドイツ杯バイエルン戦に敗れたことを含めて、これで公式戦3戦続けて、勝ちがない。ペーター・シュテーガーが新監督に就任し、どうにか立て直されたかに見えたチームは、再び壁にぶつかっているのか。それとも、長いシーズンのちょっとしたつまずきに過ぎないのか。

 試合後、息を切らせたままの香川はこう言う。

「ちょっと質が……最後のところが上がってないですね」

 最後の質が上がらない、すなわちゴール前の精度が欠けているということには大きな理由がある。前半戦で13得点を挙げている絶対的エース、オーバメヤンの不在だ。

 もともとオーバメヤンとクラブとの間にあった不協和音は大きくなる一方で、ここへきてアーセナルへの移籍が確実視されている。シュポルトビルト紙などは、移籍は週内にも成立するのではないかと報じているが、現時点でまだ発表はない。

 こうなるとクラブ幹部だけでなく、選手の間からもよからぬ話が出てくる。キッカー誌によると、ヘルタ戦後、オーバメヤンの代役で1トップを務めたアンドレ・シュールレはオーバメヤンについて、「とてもいい選手だよ」としながら、「あいつは何を考えているかわからない」と話したという。批判めいた発言と捉えられてしまうのに十分なシチュエーションが整っているのだ。

 ただし現実問題として、オーバメヤンがひとりいないだけで、ドルトムントの攻撃は大幅に迫力を欠くことになる。この日の試合でも、低い位置で自陣を埋めるように守るヘルタを攻めあぐねた。じっくり崩すことも、わずかな隙を突くこともできないでいた。

 香川がもどかしそうにこう話す。

「最後のところのパスの精度だったり……そこでイージーなミスでリズムを失っている感じはあるので、もっと忍耐強くボールをつなげていかないと。今は個の力という意味では、ケガ人もいますし、ちょっと抜けてるところがあるので」

 今季はウスマン・デンベレがバルセロナに移籍し、マルコ・ロイスが負傷で不在。そこにきてオーバメヤンの移籍騒動だ。個で持っていくことのできた看板の3トップがそろって消えることになる。

1/2ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
1月11日(木)発売

定価 本体1,593円+税

フィギュア特集
『羽生結弦 五輪V2への挑戦』
■プレイバック羽生結弦2014~2017
■宇野昌磨、宮原知子、坂本花織ほか