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大坂なおみのインタビューが世界中で話題 米紙「痛快なまでに謙虚」

1/21(日) 12:01配信

THE ANSWER

「痛快なまでに謙虚」なインタビューで地元ファンの心をわしづかみ

 テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス3回戦で世界ランク72位の大坂なおみ(日清食品)が同17位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)に6-4、6-2でストレート勝ち。自身初の四大大会16強入りを決めた。試合後に注目を集めたのは、メルボルンの観衆から拍手喝采を引き出した大坂の勝利者インタビュー。米メディアは「痛快なまでに謙虚だ」「笑いと喝采を呼んだ」と称賛している。

【動画】総立ちファンから喝采! 拍手収まらずインタビューは約7秒中断…大会公式が公開した大坂の“粋な第一声”の様子

「ナオミ・オオサカはオーストラリア人選手を彼女の地元の観衆を前で倒した後、痛快なまでに謙虚だった」。こう特集したのは、米地元紙「USAトゥデー」電子版だった。

 スタンドの観衆の歓声に後押しされた地元のバーティを撃破した大坂は、191キロのサービスエースが大会公式ツイッターに「誰も止められない」と動画付きで紹介されるなど話題を呼んだが、プレー以外でもファンを魅了。試合後の勝利者インタビュー、謙虚なスピーチで“オージーっ子”の心を完全に魅了していた。

「間違いなく格別の気持ちではないですか?」と質問された大坂は、真剣な表情を浮かべた。「そうですね。本当に幸せだけど、申し訳ない気持ちでもいます」と切り出すと、「みんな、彼女の勝利を本当に期待していたことを私は知っていましたから」と表情を崩しながら、まさかの“謝罪”に出た。

 すると、笑いとともにスタンドに割れんばかりのスタンディングオベーションが巻き起こった。約7秒間、称賛の拍手が鳴りやまず、インタビューは一時中断。大坂は笑顔で会釈し、応えてみせた。完全アウエーの空気を一変させた“粋な第一声”は、大会公式ツイッターで紹介されているが、海外メディアで嵐を呼んでいる。

大坂の持ち味は圧巻のパフォーマンスと、圧巻のインタビュー

 記事では「バーティは勝利に向け、地元の観衆から激しい後押しを受けたことは明白だった。20歳のオオサカは勝利後に痛快なまでに礼儀正しいインタビューを行った。そして、彼女はオーストラリア人を倒したことに心を痛めていたのだ。彼女の発言と愉快なユーモアは笑いと喝采を呼んだ」と伝えている。

 大坂といえば、ユニークなインタビュー。昨年9月の全米オープンでは、勝利した2回戦のデニサ・アレルトバ戦(チェコ)後の記者会見で集中力を欠いた理由について質問され、なぜか試合中に病気を啓発するテレビCMのことが頭をよぎっていたという“天然発言”で、アメリカで大きな話題を呼んでいた。

 今回のスピーチについては、英高級紙ガーディアン電子版も「オーストラリア人の大半は彼らの忠誠をオオサカに注ぐことになったことは確実だ。彼女にはタレントとカリスマがある」と絶賛していた。

 もちろん、“本業”のテニスでも絶大な評価を手にしている。オーストラリアのテレビ局「ABC」電子版は「オオサカは12本のエースと24本のウィナーを叩き込んだ。女子テニス界最大の有望なタレントの1人は圧倒的な破壊力を示した」と賛辞を送っていた。

 191キロのサービスなど強烈なパフォーマンスに加え、絶妙なスピーチで地元ファンの心をつかんだ大坂。メルボルンで巻き起こったNAOMI旋風は、止まるところを知らないようだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:1/21(日) 16:37
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