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発売間近の『モンスターハンター:ワールド』は海外でも大ブレイクし、グローバルメジャータイトルの仲間入りなるか?

1/21(日) 8:50配信

週刊SPA!

◆ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

『モンスターハンター:ワールド』

⇒【画像】『モンスターハンター:ワールド』プレイ画面

PS4/カプコン/通常版8980円+税、DL版8315円+税、デジタルデラックス(ダウンロード)版9241円+税/1月26日発売予定

 2018年もコンシューマソフトの話題作・期待作が目白押し。2月には『ドラゴンボール ファイターズ』、3月には『北斗が如く』『二ノ国II』、発売日未定ながら『キングダム・ハーツIII』や『ゴッド・オブ・ウォー』の新作も2018年に予定されています。

 そんななか、今年の超目玉タイトルの1本ともいえる『モンスターハンター:ワールド』が1月26日に早くも登場します。大きく進化したシステム、グラフィックにも注目ですが、もうひとつのポイントは同シリーズとしては珍しい「世界同日発売」。

 実は『モンハン』は国内では押しも押されもせぬ国民的ハンティングアクションですが、海外に目を向けると売上比率は国内が高く、海外市場ではまだ伸びしろが大きいタイトルです(3DS『モンスターハンタークロス』は全世界約430万本のうち、日本・アジアでの売上は約335万本というデータが発表されています※)。

 もともと『モンハン』は『モンスターハンターポータブル』以降の、携帯機を持ち寄っての4人マルチプレイが受け、社会現象にもなったシリーズ。ただ、海外では携帯機よりも据え置き機が中心ということもあって、顔を向き合わせての4人プレイはあまり浸透しませんでした。しかし、今回の『モンスターハンター:ワールド』は、全世界で累計実売台数7000万台を突破しているPS4での発売(海外ではXbox OneとPCでも発売)。文字通り“ワールド”をきっかけに、『モンハン』がグローバルなスーパータイトルになる可能性を秘めています。同じカプコンでいえば『バイオハザード』が海外でも支持され、ハリウッドでの映画化にも成功した例が浮かびますね。現在『モンスターハンター』もハリウッド映画化の企画が上がっているようです。

 システム的な『モンスターハンター:ワールド』の目玉は、エリア間の切り替えを感じさせないシームレスで高密度なフィールド。捕食、縄張り争いなどモンスターたちがそれぞれに影響しあい、よりリアルな生態系が築かれています。

 しかも、クエスト中の装備変更や自然環境を利用した狩りでの立ち回り、落ちている木の実を打ち出すスリンガーの導入などプレイヤーがやれることも増えています。「狩りのために作られた世界」から、「リアルな自然環境のなかでの狩り」というベクトルの転換が伺えます。

 一足先に体験しましたが、ビジュアルも空気感がしっかりあり、モンスターたちもまさに生きているかのよう。迫力も満点で、自然のなかでワイルドな狩りをしている感覚がビシビシと伝わってきます。それでも基本的な『モンハン』の面白さはそのまま。従来の作品がリッチになったという感じでしょうか。

 今まで据え置き機は持たず、もっぱら携帯機で『モンハン』のマルチプレイを楽しんできたというライト層が、どのくらいPS4のオンラインプレイに流入してくるのか。国内ではこのあたりのユーザー動向にも注目です。

※カプコン公式サイト・ミリオンセールスタイトルページ及び2017年3月期第2四半期 決算説明会資料より

【卯月鮎】

ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ディファレンス エンジン

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最終更新:1/21(日) 8:50
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