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大久保嘉人、齋藤学…大型補強で 王者・川崎Fはどこまで強くなるか

1/22(月) 8:11配信

webスポルティーバ

 2018年シーズンに向け、J1王者である川崎フロンターレは際だった補強を敢行している。2013年から15年まで3年連続得点王だった大久保嘉人をFC東京から呼び戻し、横浜F・マリノスのエースで攻撃を牽引していた齋藤学を2年越しのオファーで獲得。さらにFW赤崎秀平(鹿島アントラーズ)、MF鈴木雄斗(モンテディオ山形)も新戦力として加えた。連覇に照準を合わせ、盤石の態勢を整えつつある。

【写真】たとえ裏切り者と言われても…。齋藤学

 動画配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」との大型契約により、J1優勝チームには賞金、配分金で合わせて総額22億円を支給。これによって川崎は積極的な強化が可能になった。さらに勝ち続ける”うまみ”も出たと言えるだろう。

 しかし、アタッカーの頭数が増えたことは単純な戦力アップにつながるのか。試合に出られない選手が出てくると、どうしてもチームの空気は淀む。コンビネーションが合うのか、という不安もないわけではない。

 川崎は最強伝説を作り上げられるのだろうか?

 川崎は2017年シーズン、爆発的な攻撃力を見せている。トータル72得点は、他を引き離してトップ。2位の鹿島は53得点だった。

「守備の安定が優勝をもたらした」と言われるが、攻撃が戦術軸になっていたことは間違いない。前のシーズンまでチームを率いた風間八宏監督の色が残り、それを、中村憲剛を筆頭にしたピッチにいる選手たちがアジャストさせた形だった。

 フロントラインは国内最強の攻撃力を誇っている。得点王&MVPに輝いた小林悠、日本代表にも選ばれた阿部浩之、ケガから復帰後は絶大な存在感を示した家長昭博、そして攻撃を司(つかさど)った中村。基本形は小林がトップ、阿部が左サイド、家長が右サイド、中村がトップ下だったが、ポジションは流動的に入れ替わった。切り札として活躍した長谷川竜也も含め、人材は揃っていた。

 しかし、Jリーグとアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を並行して戦うには、さらなる戦力の充実が求められる。昨シーズンの浦和レッズはACLで優勝したものの、国内リーグの戦いは不安定だった。DAZN効果によってJリーグ制覇が大きな富をもたらすのは明らかだけに、2冠を目指して補強は欠かせなかったと言えるだろう。

 では、はたして大久保、齋藤は噛み合うのか。

 結論から言えば、大きな問題はないだろう。いずれもプレーインテリジェンスが高く、スキルも十分。お互いのよさを引き出せるはずだ。

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