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稀勢の里はけがではなく精神面? 貴乃花一門は逆襲?〈週刊朝日〉

1/24(水) 11:30配信

AERA dot.

 初場所は3横綱での幕開けとなったが、白鵬、稀勢の里の2横綱が途中休場。残る横綱は鶴竜一人になった。日馬富士による暴行の現場にいたことで、世間から厳しい視線を向けられた白鵬は初場所5日目で休場に追い込まれた。場所前から、白鵬の立ち合いのスタイルが批判を浴びた。ひじを曲げ、相手の胸に向けてぶちかます「かちあげ」が横綱らしくない、品格に欠けると言われた。汗をふかずに土俵に上がる「滑る汗」も卑怯だと批判された。

 休場前に東京・銀座で行われた「白鵬を囲む会」では客席から「格闘技なんだから、勝ったらいいんだから」という声も飛んだ。

 白鵬が休場したのは両足親指のケガ。立ち合いを修正しようとし、ケガにつながったのか。白鵬の友人の元モンゴル人力士は言う。

「ケガとは関係ない。白鵬はしっかりトレーニングして、意識を高めていた」

 白鵬は日馬富士の暴行事件で責任を問われ、今年1月の給与282万円を全額不支給、2月の給与の50%の141万円を減額された。

「白鵬は初場所の給料はなしということ。やる気を出そうとしても出ないのではないか」(タニマチ)

 元NHKアナウンサーで東京相撲記者クラブ会友の杉山邦博さんはこう見る。

「白鵬の立ち合いはかちあげながら右四つになる。あるいはパッと手を出して一瞬相手の出足を止めて右四つになる。そういう相撲が多かったのですが、ここ1、2年の相撲は変わってきていた。はたいたり、いなしたりしながら四つにならずに楽に料理する相撲が目立ってきていた」

 ただ一人の日本人横綱稀勢の里も初場所6日目に休場。これで5場所連続休場となった。稀勢の里とは昨年の九州場所初日に食事をした前出の杉山さんの解説。

「稀勢の里は体力とか技術的な面よりも、精神面ですね。彼は左胸部を昨年の春場所で痛めましたが、後遺症はほとんど気にならないほど回復していたはず。きまじめすぎるくらいまじめで、日本人として土俵入りをしなきゃいけないという責任感が強すぎる。休んで、開き直ってほしい」

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最終更新:1/24(水) 16:25
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