ここから本文です

iPhone 6以前のユーザーに得 b-mobileの格安SIM

1/23(火) 11:00配信

日経トレンディネット

 格安SIMは、大手携帯電話会社のネットワーク設備に相乗りする形で提供されている。その多くは、NTTドコモやKDDI(au)のネットワークを使っている。

【関連画像】ジャストフィットSIMと楽天モバイルの料金比較表

 だが、2017年に入ると、「b-mobile」(日本通信)や「U-mobile」(U-NEXT)からソフトバンクのネットワークを利用した格安SIMが登場。なかでもb-mobileではデータ通信に加えて音声通話にも対応した製品を扱っている。

 2017年11月には、「b-mobile S 990ジャストフィットSIM」(以下「ジャストフィットSIM」)の販売が始まった。ジャストフィットSIMは月1GBから15GBまで実際の通信量に応じて月額料金が決まる段階制の料金プランを採用しており、最も通信量が少ない月は月額990円で利用できる。

 手頃な料金で使えるジャストフィットSIMだが、動作確認済み端末はソフトバンク版とSIMフリー版の「iPhone」シリーズ(iPhone 5以降)に限られる。Androidなど他のスマホ端末については、SIMフリースマホだけでなくソフトバンクで販売された機種であっても対象外となっている。

 つまり、ジャストフィットSIMが最適なのは、ソフトバンク版の中古iPhoneを持っているユーザーだ。それらのユーザーにとって新たな選択肢となるジャストフィットSIMは、NTTドコモのネットワークを利用する格安SIMよりもお得なのだろうか。

 今回は、ジャストフィットSIMのサービス内容をチェックするとともに、音声付きSIMのシェアが大きな「楽天モバイル」(楽天)と月額料金を比較してみたい。

サービス内容は?

 まず、ジャストフィットSIMの詳しいサービス内容をチェックしておこう。以下の表に、ジャストフィットSIMの通信容量や月額料金などの情報をまとめた。

 ジャストフィットSIMが扱うのは音声付きSIMのみで、料金プランは実際の通信量に応じて月額料金が決まる段階制のプランだ。通信容量の区切りは、月1GBまでから月15GBまでの1GB刻み。最も安い月1GBまでの月額料金は990円で、月10GBまでは1GB増えるごとに500円ずつ、月10GB以降は350円ずつ増額される。ユニークな特徴は、毎月通信できる容量の上限を、5GB~15GBの間でユーザー自身が任意に設定できることだ(契約時点では月10GBまでに設定されている)。通信量が設定した容量を超えると、上り/下りの通信速度が翌月まで低速に制限される。

 通話料は30秒当たり20円の従量制だが、相手先番号の先頭に特定の番号を付け足してから発信するタイプの通話料割引が用意されている。「b-mobile電話」アプリ経由で電話を掛けることで、30秒当たり10円で発信することが可能だ。ただし、通話先が固定電話の場合は発信者番号が通知されず、非通知になってしまう制限がある。

 また、各通話最初の5分間が無料になる通話定額オプション「通話5分かけ放題オプション」が月額500円で提供されている(前述の通話発信用アプリから電話を掛ける必要がある)。

 なお、ジャストフィットSIMには開通日から5カ月間の最低利用期間が設定されている。期間内に解約や他社へ乗り換えた場合、8000円の解約金が生じる。

1/3ページ