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森岡亮太が加入、アンデルレヒトを知る5つのトピック。CL常連、育成の名門で飛躍なるか

1/31(水) 16:35配信

フットボールチャンネル

 現地時間30日、日本代表MF森岡亮太がベルギーの名門アンデルレヒトに加入した。同国内のワースラント=ベフェレンと契約してから半年で見事にステップアップを遂げている。移籍先になったアンデルレヒトとはどんなクラブなのか、5つのトピックで解説する。

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今年で創設110周年。ベルギーで最も成功を収めたクラブ

 RSCアンデルレヒトが創設されたのは1908年のことである。ブリュッセル首都圏地域(日本の東京23区に相当)のアンデルレヒトが本拠地で、1909/10シーズンに地域リーグ3部で公式戦に初めて参戦した。

 トップリーグ初昇格は第一次世界大戦による中断を挟んだ後の1921/22シーズンで、1935年までは短期間に4度の降格と4度の昇格を繰り返す「エレベータークラブ」だった。しかし、1935/36シーズン以降は一度も降格せずトップリーグに君臨し続けている。

 いまではベルギー国内で最も成功を収めたクラブになり、予算規模もダントツ。欧州カップ戦でもタイトル獲得経験があり、国際サッカー歴史統計連盟 (IFFHS)による「20世紀のヨーロッパサッカークラブランキング」では堂々の10位に選ばれた。

レジェンドの名を冠した本拠地。新スタジアムも建設中

 アンデルレヒトの本拠地はコンスタン・ヴァンデン・ストック・スタデイォンで、約2万8000人を収容する(立ち見席が約6900席あるため欧州カップ戦では約2万2000人収容となる)。

 1917年から使用されていたスタッド・エミール・ヴァースを全面改築したのが現在のホームスタジアムで、クラブのレジェンドであり当時の会長の名前が冠された。だがこのスタジアムを使うのは来季まで。現在新スタジアムを建設中である。

 フォルティス・スタジアムと名付けられる予定の新たな本拠地は、欧州全土で分散開催されるEURO2020でも使用される予定。収容人数は6万人まで増え、完成後はベルギー代表のホームスタジアムとしても活用される。

国内リーグ優勝は最多34回。欧州でも実績十分だが…

過去の主な獲得タイトル

▽国内タイトル
1部リーグ優勝:34回
2部リーグ優勝:2回
ベルギーカップ:9回
ベルギー・スーパーカップ:13回

▽国際タイトル
UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ):1回
UEFAカップウィナーズカップ:2回
UEFAスーパーカップ:2回

 アンデルレヒトがベルギ-1部リーグを制したのは34回にのぼる。これはクラブ・ブルージュの14回やスタンダール・リエージュの10回を大きく突き放し国内最多の記録。最近10シーズンで5度の優勝、4位以下は一度もない。1963/64シーズンから1967/68シーズンにかけての5連覇は、今も破られていないリーグ最多連覇記録として歴史に刻まれている。

 ベルギー国内でこれだけの存在感を放っていれば、当然欧州カップ戦の常連でもある。だが、チャンピオンズリーグでは一度もグループステージの壁を超えたことがない。UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)優勝1回、UEFAカップウィナーズカップ優勝2回、UEFAスーパーカップ優勝2回という実績は輝かしいものだが、いずれも20世紀に掴んだものだ。

 ただ1946/47シーズンの国内リーグ初制覇以降、一度も7位以下で終えたシーズンがないという事実はビッグクラブにふさわしい功績。女子チームも保有しており、こちらもリーグ制覇4回、カップ戦優勝10回と国内屈指の実績を誇る名門である。

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