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iDeCoで課税されるケースは? 始める前の注意点

2/1(木) 6:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 老後資金を準備する方法として、「個人型確定拠出年金」(通称、iDeCo)が気になっている人も多いのでは? メリットの多いiDeCoですが、実は注意点もあることをご存じでしょうか。ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、知っておきたい注意点について伺いました。

【関連画像】iDeCoで積み立てたお金は、60歳まで下ろせません イラスト/田中小百合

第1回「個人型確定拠出年金って? 将来損をする可能性は?」
第2回「FPに聞いた! タイプ別・iDeCoの始め時」
第3回「iDeCoで課税されるケースは? 始める前の注意点」(この記事)
第4回「はじめてのiDeCo 掛け金はいくらにすべき?<正規雇用編>」(2月14日公開予定)
第5回「はじめてのiDeCo 掛け金はいくらにすべき?<非正規雇用編>」(2月21日公開予定)
第6回「個人型確定拠出年金を2018年から考えるメリットとは」(2月28日公開予定)

●「所得控除」にも注意点あり?

――iDeCoは「メリットが多い」というイメージがありますが、反対にデメリットや注意すべき点もあるのでしょうか。

 はい、あります。まず、iDeCoのメリットとしてよく打ち出されているのが、「拠出時」「運用中」「給付時」の3つの税制優遇です。

 1つ目の「拠出時」の税制優遇とは、積み立てた金額が全額所得控除されること。ただ、どういう形でお金が戻ってきてお得になるのかを考えないと、上手にメリットを生かせない場合があります。

 所得控除によるメリットとは、例えば、会社員の方なら、年末調整によって12月のお給料が少し多かったり、翌年の6月の住民税が少し減って、手取りが多くなっていたりするイメージです。お金が戻ってきて得をしているのですが、どちらもiDeCoによる減税の結果だと分かりにくいので、せっかく戻ってきたお金を生活費として消耗してしまう可能性があります。

――確かに、税制優遇でいくらお得になったのか、把握しづらいですね。他にも注意点はありますか?

 税制メリットの2つ目、「運用中の利益が非課税になる」という点は、iDeCoだけのメリットではない、ということです。例えば、NISAやつみたてNISAなどでも運用中の利益が非課税です。この点だけに注目するのなら、他の選択肢もある、ということを覚えておいてください。

 ただ、NISAは非課税枠の利用期間が決まっていて、普通のNISAなら5年や10年、つみたてNISAなら20年です。一方でiDeCoは、非課税になる期間が長いという点では魅力的です。

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