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台所スポンジは、じつは煮沸も漂白剤もNG!菌を繁殖させない正しい使い方

2/8(木) 20:40配信

ESSE-online

スポンジは、毎日使うキッチンの必需品。洗剤をつけて使うので衛生的な印象がありますが、「スポンジで洗ったあと、食べカスなどの汚れが残り、湿ったまま放置すると、栄養、水、湿度と、細菌が増殖する3つの条件がそろいます。また、細菌の多くは10~45℃、とくに20~37℃でもっとも活性化。人にとって快適な温度は細菌の繁殖にも好都合なんです」と警告するのは、食中毒に詳しい医学博士の中村明子先生。
「いくら手をきれいに洗って調理をしても、キッチンのスポンジが汚染されていると、食べ物に菌がつくこともあるんです。菌が繁殖したスポンジを使っていると、O-157やサルモネラ感染症などの病気を引き起こす可能性もあります」。

じつは使い方に要注意のスポンジについて、ESSEがいろいろ調べてみました。除菌法もご紹介します。

劣化を早めて菌を招く!スポンジのやりがちNG例8つ

「熱湯で煮沸したり、漂白剤をつけたり、といった行為もじつはNG。スポンジの劣化を招いて、菌が繁殖しやすい環境をつくってしまうんです」と教えてくれたのは、“スポンジ博士”こと原井敬さん。スリーエム ジャパンでスポンジの開発を担当しています。

除菌のためにとしがちなことが、かえって逆効果とは驚きです。そこで、やってはいけないスポンジの扱い方と正しい除菌法を教えてもらいました。

●NG例その1 熱湯で煮沸する

多くのスポンジの耐熱温度は90℃。熱湯をかけて除菌するのはOKですが、グラグラと煮沸すると100℃になってしまうため、スポンジが変形するなど、劣化の原因になります。

●NG例その2 漂白剤につける

漂白剤は除菌効果はあるものの、繊維を傷つけるなどスポンジの劣化を早めてしまいます。とくに、塩素系漂白剤はNG。酸素系漂白剤も塩素系ほど強くはないものの、おすすめはできません。

●NG例その3 食洗機や洗濯機にかける

強い水流やほかのものにもまれ、劣化を早める原因に。とくに食洗機に入れるのは、スポンジがヒーターに接触して火事を引き起こす可能性があるので絶対に避けて。

●NG例その4 電子レンジで加熱する

レンジ加熱できるのは、耐熱温度が140℃以上のものなのでNG。多くのスポンジは90℃までしか対応しておらず、スポンジが変形したり、劣化したりする原因に。

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最終更新:2/9(金) 19:33
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